せいちゃんのブログ

雑記ブログとして日々の出来事、風潮、自己体験をもとに防犯や詐欺対策、リフォーム、年金問題、株投資などについての有益情報と考えたことをご紹介していきたい。

ご請求金額確定のご案内は詐欺

相変わらずクレジット会社を騙り個人情報を盗むフィッシング詐欺が横行、注意! 

 

今度は、アメックスから見覚えのない「ご請求金額確定のご案内」メールが送りつけられてきました。 

 

詐欺メールと分っていても、一瞬ドキッとします、本当に許せない詐欺グループですね! 

 

毎日、同様フィッシングメールが横行しているので、引っかかる人は少ないと思われますが、慣れない方が被害に遭われているのも事実です。 

 

周知のために、この手の詐欺メールをご紹介しています。  

  迷惑メール

 

 

Ⅰ.アメックスを騙る詐欺メールにご注意

1.詐欺メールの内容(本文)

以下のメールが私に届いたアメックス(AMERICAN EXPRESS)を騙る詐欺メールです。

 

「ご請求金額のご案内」と題して身に覚えのない請求案内を送りつけ、慌てて確認しようとメール上のURLにアクセスさせる手口です。 

 

このURLは、別サイトに繋がっており、まことしやかな理由で個人情報を入力させて盗み取ろうとするためのものです。 

 

このメールを受け取ると、アメックスに口座を持っている方は、「誰かに自分のクレジットが利用されたのではないか」と一瞬不安に思いますよね! 

 

これが詐欺の狙いなのです。慌てて、確認しようとしてメール上のURLにアクセスしてくれることを狙っているのです。 

 

こんな場合は、まず、インターネットで検索して同様のメールが詐欺メールとして紹介されていないか確認するか、直接、クレジット会社に問い合わせて確認することにしましょう!

 

2.アメックス(ホームページ上)の注意喚起

⇒【アメックスの注意喚起

 

アメックスのホームページでは、「弊社を名乗るフィッシング詐欺も増えています。

 

以下を参考に、不審なメール等を開封したり、むやみにURLをクリック/タップしないようご注意ください。」とし、「送信元アドレスが正しいか」、「記載のURLが正しいか」などとして、「弊社のメールドメイン⼀覧」や「弊社サイトのドメイン⼀覧」と照らし合わせてくださいと注意を促しています。 

 

しかし、それらのアドレスやドメインは、何とでも造れるものなので、そのようなチェックに時間を浪費するよりも、送りつけられたメール上にアクセスを要請するURLがあれば、それは間違いなく詐欺と判断してアクセスしないようにしましょう。

 

Ⅱ.詐欺メールの見分け方と対処法

詐欺メールの被害に遭わない為には、送りつけられてきたメールが詐欺メールであるどうかを見分ける方法を、或いは、確認する方法を知っておくことが必要です。

1.メール上に「確認させる」ためのURLがある場合は詐欺メールと考えましょう!

メール文に何かを確認させる必要がある用件をあげ、メール上に、それを確認させるための「URL」が配置されていて、すぐにそれにアクセスを求めるメールは、ほとんど詐欺メールです。

送りつけたメール上で個人情報の確認作業をさせないのが企業ルールです!

通常、銀行にしろ大手通販にしろ、本人宛のメールで個人情報の入力や確認入力を求めることはありません。 

 

必ず、銀行や通販サイトのログイン画面からログインして、契約内容の変更、確認などのページにて手続きするようになっています。 

 

従って、このようなセキュリティー上行われる「ログイン確認メール」において、そのメール内で個人情報の直接入力を求めるようなことはあり得ないのです。 

 

以下の注意喚起文は、三井住友カードのホームページに掲載されているものですが、冒頭、「当社がEメールで会員様のカード情報等をお伺いすることはございません」と明記しています!

 

   

 

従って、このようなメール上のURL等にアクセスを求めるメールは、全て詐欺と見て、決して、アクセスしないのが鉄則です!

2.なお、差出名やアドレスは何とでも造れるのでそれらに惑わされないようにしましょう!

差出人の名称やロゴ、及びアドレスが本物とそっくりであれば、本物と信用しがちになりますが、それらは、下記のように何とでも作れるものであることを知っておく必要があります。

 

⦿「メールの差出人アドレスは何とでも書けるもの」

メール送受信の仕組みは、メール本文とそれを配達する封筒から成り立っています。
メールが配信されるのは封筒に記載の送信者メールアドレスと宛先メールアドレスに基づき配信されます。
封筒そのものは、届いた瞬間に破棄され、受け取側ではメール本文記載の送信者アドレスを目にするだけになります。
このため、受け取り側には本物からのメールのように見せることができるのです。

詳細は、「有害情報対策ポータルサイト」の「迷惑メール対策編」の「なぜ、嘘のメールアドレスが書けるの? (中級)」をご覧ください!

 

 

Ⅲ.最後に

メールやSMS(ショートメール等)を使った詐欺メールが横行しています。 

 

不当に手に入れたアドレスを元に大手通販や銀行を騙り不特定多数に大量にメールを送りつけ、個人情報を盗む詐欺の常套手段です。 

 

手を変え品を変え名前を変え用件を変えて送りつけてくる詐欺メールに対しては、自分で守るしかありません。 

 

送りつけたメールに何かを確認させる必要がある旨の用件をあげ、メール上にそれを確認させるための「URL」が配置されていて、かつ、すぐにそれにアクセスを求めるメールは、詐欺メールです。 

 

このようなメールは、詐欺と考え、ネット検索して同様のメールが紹介されていないか確認するか、直接、口座確認するか相手先に問い合わせて確認することにしましょう! 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

ーーーーーーーー 完 ーーーーーーーー

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