せいちゃんのブログ

雑記ブログとして日々の出来事、風潮、自己体験をもとに防犯や詐欺対策、リフォーム、年金問題、株投資などについての有益情報と考えたことをご紹介していきたい。

いきなり「火災保険で屋根修理できます、申請もやります」は悪徳業者!

「火災保険で修理できます、申請もやります」の飛び込み営業や電話営業は、悪徳業者か詐欺!要注意を! 

 

特に、災害発生時でもないのに、突然に戸別訪問して「お宅の屋根が危ないですよ、火災保険で直せますよ!保険請求もお任せください!」と言って甘い言葉で契約を迫り、実質被害を被らせる事例が多発しています。 

 

特に、契約でなくてもしつこく口約束を迫る悪徳業者や電話営業には注意が必要です。 

 

このような、甘い誘いにひっかからない為には、「火災保険の適用基準」の概略をしっかり知っておくこと、適用が可能と判断できる場合の工事業者の選び方を知っておくことが重要です。 

 

この記事では、「火災保険の適用基準」と火災保険申請を伴う工事業者の選定pとをご紹介します。

 

  火災保険

 

Ⅰ.「火災保険で屋根直せます」の悪徳業者横行

「火災保険を使って、屋根の補修が安くできます、保険申請もやるので楽ですよ」などと言って、その場で口約束や契約を迫る悪徳業者が急増しています。

 

1.被害の事例

このため、火災保険を使った屋根補修や外壁塗装などで、直接的(金銭的被害)、或いは、間接的(不法の加担者)に被害を受ける事例が発生しています。

 

  〈被害事例〉

  • 工事もしないで工事代金だけ取られる
  • 業者が火災保険を請求し法外な手数料ばかりでなく、工事内容に比べて法外な工事代金も取られる
  • 火災保険が適用されないのに、適用可能とうそをつき契約に誘導する
  • 保険適用が不可になったため工事の取りやめを申しでるも、高額な解約手数料をとる
  • 火災保険申請代行手数料が保険金の30%などと過大な請求をされる
  • 保険会社へ過大な申請を行うことになり保険の不正請求の加担者にされる
  • 点検と称して、わざと損壊させ前から壊れていたかのように水増し請求する。
  • 火災保険は受けられたが手抜き工事であったため、結局自費で再度補修が必要になった。
  • 部材が見積りと違う低品質の物が使用された      

 

2.原因は、火災保険の適用基準への認識不足

「火災保険で、高額の屋根補修や壁塗り替えができます」と言われて、半信半疑でありながらも、専門業者風からの言葉でもあり、掛け捨て同然の火災保険の性格から、そういうこともあり得ると勝手に思い込むところがあるからでしょう。 

 

冷静に考えれば、大半の人は掛け捨てであるが故に成り立つ保険制度です。 

 

実際に、風災や水災でないのに、火災保険が適用されれば、保険料を上げざるを得ず、ますます掛け捨てで終わる人への負担は増すばかりでしょう! 

 

保険会社は、そうならないよう、不正請求には厳格でなければ鳴りません。

 

   

 

Ⅱ.悪徳業者等に欺されないためには

  火災保険の適用基準を知れば、火災保険適用の可否はおよそ自分で判断がつきます。 

 

その上で、悪徳業者の状況、行動を知れば、欺されることはなくなるでしょう。

 

1.火災保険が適用されるための基準

火災保険が適用される破損の要件は、次の通りです。

このうち、1.と2.は大抵自分で判断可能なものと言えます。

 

  1. 破損原因が、掛けている火災保険の補償対象となる災害(水災、風災、火災など)によるものか?また、経年劣化によるものでないことを保険会社に証明できるか?
  2. 破損が発生したのは3年以内であるか、また、それが証明できるか?
  3. 破損の補修費は、かけた保険の免責金額を超える程度のものか、その金額は妥当な金額と説明できるか?

 

2.基準を知れば保険適用可否は自分で判断がつく

上記の基準、特に、1と2は、自分でおよそ判断ができる物と言えます。 

 

従って、上記の基準を知っておけば、当該破損は、火災保険の適用対象になるかどうかは自分で判断できると言えます。(事情があってわからない場合は別ですが)

 

3.保険適用の対象になると判断すれば申請は早く!

以上から、前述の1.と2.から、火災保険の適用要件に適うと考えられるならば、後は、費用が3.の免責金額を超えるかどうかが火災保険申請をするかどうかの判断材料になります。 

 

従って、免責金額を超えると思われる場合には、早急に、見積りをとって火災保険会社への申請準備を進める必要があります。 

 

3年以内有効といえども遅くなれば説明が難しくなるかも知れません。

 

Ⅲ.工事業者選定に当たっての留意点

火災保険の請求申請ができる場合は、できるだけ早く行動を起こす必要があります。 

 

その際、工事業者選定に当たっては、注意すべき点がいくつかあります。

 

1.こういう工事業者との契約はしない!

以下のような営業方法は、事前の了解を得ることなく、また、相手の事情を考えない一方的な押しつけ営業です。 

 

そういったいきなりの押しつけ営業には、冷静に考える余裕がないため適正な判断はできません。

 

 従って、一般的には、全てお断りが最善であると思われます。

 

①いきなり訪問してくる工事業者、営業マン

いきなり自宅を訪問或いは電話で「お宅は、火災保険で屋根塗装が無料に近い負担でできます。

 

火災保険会社への対応は私どもでやらせていただきます」などと、甘い言葉で営業を進める業者は最も危険です。

 

②虚偽或いは過大な保険金額申告を勧める業者、営業マン

火災保険会社に対して、破損を大きく見せかけて虚偽或いは過大な火災保険金額の申告を勧める業者も信用できない典型です。

 

③外見で劣化を指摘し不安を煽って補修を勧める業者、営業マン

最近は減少しましたが、家の周りをウロウロしてインターホンを鳴らし、「樋が曲がっている」、「尾根が浮き上がっている」、「軒天が剥がれてる」、「屋根がズレている」「外壁にひび割れが生じている」などと指摘した上で、「このまま放置していると劣化が進む」などと補修を迫るタイプです。 

 

また、火災保険に知識がない高齢者を狙い「保険金で補修できます!」と嘘を言う業者も。 

 

基本的に、こちらからアクションをしていないのに訪れてくる外壁塗装業者は詐欺だと思った方がいいでしょう。

 

2.外壁塗装などの業者選びと進め方

保険適用が可能と判断できれば、保険会社への対応は自分でやるべきです。 

 

また、工事会社の選択は、保険申請に協力的であることを前提に、相見積もりを取って決める事が後で後悔しない業者選びとなります。 

 

このため、近くにお付き合いの業者がなければ、一括見積りサービスを活用して進めることをオススメします。

 

1)保険会社への対応は自分でやるが基本です

もともと火災保険は、被災者が保険会社に連絡すれば簡単に保険請求ができるようになっております。 

 

従って、業者任せの保険申請は、大変危険であり、重要なことが見えないまま進められる危険性があります。 

 

また、保険請求できる破損の場合は、応急措置工事も費用請求できる場合もあるので、まずは保険会社への連絡が第一です。 

 

なお、被害状況は必ず「写真を撮っておく」ことが重要です。

 

 

2)外壁等の補修工事会社を選ぶ際の留意点とオススメ窓口

(1)最適な業者選びは、複数社相見積もりがポイント!

複数社から相見積もりを取ることを、ネット等で調べて自分でやることは大変です。 

 

今は、相見積もりを請け負う「比較サイト」が充実しており、サイトを通じて、容易にピックアップされた近隣の優良施工店が探せます。 

 

そして、得あれた数社から3~5社を選び、見積り検討をスタートさせ、その中で気に入った数社に現場調査の上で見積りを依頼し、出てきた見積りで気に入った数社と面談して比較検討することをおすすめします! 

 

特に、独自基準で厳選した全国2千社の登録業者を持つ「ヌリカエ」が便利です。

 

(2)おすすめ比較サイト「ヌリカエ」、「リショップナビ」

◎比較サイト「ヌリカエ」は、外壁塗装専門の紹介サイトです。 

 

独自基準で厳選した全国厳選3500社(対応エリア数47都道府県)の登録優良施工店を擁しており、「ヌリカエ」の利用者は、45万人以上と圧倒的に多く、業界内のポータルサイトとしては最大級です。

 

  〈利用方法〉

 

①サイト「ヌリカエ」にアクセスし、必要事項(施工場所や物件情報など)を記入する。 

②数日内に優良業者数社の紹介があります。 

③その中で、自宅に合いそうな数社を選定して回答します。 

 

なお、場合によっては、「ヌリカエ」を通して、業界に精通したアドバイザーに相談ができます。(相場や見積もり書類の見方等が無料で相談できます) 

 

また、業者へお断り連絡も代行もしてくれるので安心できます。

 

「ヌリカエ」の利用はこちらから⇒「ヌリカエ

 

◎比較サイト「リショップナビ」は、リフォーム全般の紹介サイトです。 

 

地元の優良リフォーム会社に見積もり依頼できるサイトです。 

 

「リショップナビ」 の特徴は、厳格な審査基準をクリアした会社のみが加盟しており、 安心して見積もりが取れるサイトです。

 

各社のショップ情報やリフォーム事例も紹介されており、リフォーム費用や工事期間等のプランも紹介されています。

 

「リショップナビ」の利用はこちらから
⇒「全国優良リフォーム会社への一括見積もりなら【リショップナビ】

 

四.最後に

集中豪雨の多発で「火災保険を使って屋根補修ができます」と甘い言葉で契約を結ばせようとする悪徳業者が横行しています。 

 

あまり利用機会がない火災保険において、風水害等の理由づけでリフォームに火災保険が活用できるとのセールストークを真に受けて契約し不当な被害を被る事例が急増しているのです。 

 

火災保険の適用基準を知れば、適用が受けられるかどうかは自分で判断がつきます。 

 

是非、適用基準を理解して、甘い言葉に欺されることなく、保険適用の可能性を確信した上で、適正な補修及び業者選びをされることをおすすめします。 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

ーーーーーー 完 ーーーーー