せいちゃんのブログ

雑記ブログとして日々の出来事、風潮、自己体験をもとに防犯や詐欺対策、リフォーム、年金問題、株投資などについての有益情報と考えたことをご紹介していきたい。

火災保険はブランド・人気より自宅に一番有利な保険料の損保を選ぼう!

火災保険選びに損保のブランド・人気を気にしていませんか? 

 

ブランドとは、第三者機関による信用格付けが高いとか、ソルベンシーマージン率が200%以上の支払い能力が高いと評価されている大手損保のことです。 

 

また、「おすすめ10社」「人気10社」とは、口コミ等の評価で人気がある損保のことです。 

 

しかし、火災保険は、これらブランドや人気とは関係なく、一定の基準をクリアしていれば、支払い能力や不払い等の心配をする必要はいささかもありません。 

 

また、カスタマーサービスにおいても、火災保険の性質(万が一の際以外は、問い合わせ程度)上、どの損保においても大きな違いはありえません。 

 

従って、火災保険は、ブランドや人気よりも、実際に、自宅に最も有利な保険商品、保険料に焦点を当てて決めるべきものと言えます。 

 

今は、店舗や人件費を掛けず保険料が安く、オプションが充実している通販損保なども、相次ぐ値上げで高負担化している火災保険には魅力あるものになっています。 

 

年々、負担が重くなる一方であり、何もなければ掛け捨てになる火災保険は、ブランドなどよりも、自家に一番有利な損保がどこかの視点で決めるべきです。 

 

そのためには、総合代理店や「火災保険一括見積りサイト」を通して各社比較を下に一番有利な火災保険を見いだされることをおすすめします。

 

 

Ⅰ.火災保険選びにブランドや人気は必要か?

1.ブランド・人気によって倒産や不払いリスクの違いはあるか?

火災や自然災害等の万一に備えてかける火災保険に、損保のブランドや人気を気にする必要があるでしょうか? 

 

恐らく、①経営難に陥るリスクや、②万一に際しての支払い能力③保険金請求に対しての不払い懸念、或いは、④日常の顧客対応サービスの充実度、等々の心配を見越した販売関係者の宣伝文句が反映しているものと思われます。 

 

しかし、火災保険を選ぶ上でこれらのことに過度に重きを置く必要があるでしょうか?  答えは、ノーです。

①「経営難に陥るリスク」⇒財務格付け上、何れも問題なし

これは、第三者専門機関による格付けが「A」以上(AAA>AA>A>BBB>BB>B>CCC>CC>Cの格付け順位)であれば、保険契約債務を履行する財務上の心配は何らありません! 

 

保険会社の保険契約債務を履行する上での財務力をランキングしたもので、AAA>AA>A>BBB>BB>B>CCC>CC>Cの格付け順位を表し、高いほど財務状況が健全で、トラブル時にきちんと保険料が支払われる可能性を示します。

 

保険会社比較ランキング(格付):引用=最速資産運用

保険会社 機関毎の信用格付け
SP MJ JCR RI FR
東京海上日動火災保険 A+ Aa3 AAA AA+ AA-
あいおいニッセイ同和損害保険 A+ A1 AA+ AA  
損害保険ジャパン A+ A1 AA+ AA  
三井住友海上火災保険 A+ A1 AA+ AA A+
トーア再保険 A+   AA+    
日新火災海上保険       AA+  
日本地震再保険     AA+    
アリアンツ火災海上保険 AA        
共栄火災海上保険 A   AA    
セコム損害保険 A   AA    
キャピタル損害保険 A-   AA    
Chubb損害保険 AA-        
AIG損害保険 A+        
明治安田損害保険 A+        
大同火災海上保険     A- A-  
アニコム損害保険     A    
ニューセンチュリー保険 A        
楽天損害保険     A    
日本船主責任相互保険組合 BBB+        

 

※格付けの定義

AAA 保険契約債務を履行する能力は極めて強い財務力
AA 保険契約債務を履行する能力は強い
A 保険契約債務を履行する能力は強いが、上位2つに比べ、事業環境悪化の影響をやや受けやすい。
BBB 保険契約債務を履行する能力は良好だが、上位の格付けに比べ、事業環境悪化の影響を受けやすい。

格付け機関

SP スタンダード&プアーズ … 保険財務格付
MJ ムーディーズ・ジャパン … 長期格付
JCR 日本格付研究所 … 長期
RI 格付投資情報センター … 保険金支払能力
FR フィッチレーティングス … 保険財務

なお、リスクの高い「外貨建て保険」や「変額保険」は対象外!

②「万一に際しての支払い能力」⇒ソルベンシ200%以上は問題なし!

ソルベンシーマージン率は、保険会社の支払い能力を示す数値のことで、数値が高いほど、保険料を支払う余裕があるということになります。

 

200%以上であれば、支払い能力が十分で大災害でも保険料が正常に支払われることを意味します。 

 

なお、金融庁では、この比率を公表しており、「200%」を下回った場合、金融庁から「是正措置」が行われることになっています。 

 

従って、以下の表の中に名前があれば経営上何の心配もないと言えます。

 

損保会社 ソルベンシー ・マージン
比率
日新火災海上保険 1321.20%
AIG損害保険 1135.90%
共栄火災海上保険 968.30%
トーア再保険 831.50%
東京海上日動火災保険 827.30%
そんぽ24損害保険 821.00%
エイチ・エス損害保険 803.30%
アクサ損害保険 782.50%
ソニー損害保険 782.10%
楽天損害保険 757.50%
損害保険ジャパン日本興亜 735.10%
三井住友海上火災保険 712.40%
あいおいニッセイ同和損害保険 702.70%
セコム損害保険 619.40%
三井ダイレクト損害保険 483.00%
日本地震再保険 379.60%
SBI損害保険 366.10%
au損害保険 352.60%
セゾン自動車火災保険 341.70%
アニコム損害保険 305.60%
アイペット損害保険 284.80%
イーデザイン損害保険 282.40%

 

〈余談〉

なお、「正味損害率」という指標で、支払い余力を比較する説もありますが、低ければ保険料を下げてほしいものです!
「正味損害率」は、顧客から受け取った保険料と支払った金額の比率を表しパーセンテージが高いほど、払い出しの方が多いことを示し、低いほど、残留分が多く払い出し余力があることを示すとされています。
このため、低い保険会社の方が、災害発生時に支払い余力があると評価されるようですが、逆を言えば、保険料が高すぎるとも言えそうです。

正味損害率=(正味支払い保険金+損害調査費)÷正味収入保険料×100

③「保険金請求に対しての不払い懸念」⇒不正請求でなければ御懸念は全く不要

「万が一のときに保険金がもらえないことはないか」「前に、大手保険会社5社による保険金不払いのニュースを聞いたが大丈夫だろうか」などの懸念をもたれる方がいるのも事実であり、それを強調する記事も見かけますが、規定に基づいた損害請求であれば、不払いの心配は一切必要ありません。 

 

2005年に朝日新聞が「大手保険会社5社が12万件の契約者に対し合計40億円の保険金の不払いがあった」と発表され、誰もが加入している保険は大丈夫かと心配になりましたが、これは、生命保険の話であって、火災保険の不払いではありません。 

 

事実、火災保険契約において、本来払うべき保険金が支払われなかったことは一切ありません。

 

つまり、火災保険では、定められたルールに沿った損害で不払いが生じたことは一切ありません。 

 

あるとすれば、近年問題になっている悪徳業者による不正請求です。 

これは、家屋の損傷理由が、経年劣化であるにもかかわらず、自然災害によるものと偽って請求する不当な詐欺行為によるものです。 あるいは、請求した損害箇所や原因が明確でない場合です。

 

3年以内に起こった損傷に対して保険金を請求できます。

 

しかし、時間が経過すると災害と損傷の因果関係を証明するのが難しくなり、審査に通りにくくなってしまうのです。 

 

これは、損害個所がはっきりしないと正確な審査を行えず、保険金の給付対象かどうかの判断ができないからです。

 

これも、必要な手続きを経なかったことによるもので、保険会社に責任があるわけではありません。 

 

但し、このような場合でも、「再審査の要求」、「お客様センター、弁護士に相談」、「ADRに相談する」等によって、事実が確認されることによって不払いは生じないような仕組みになっています。

 

再審査の要求」 :保険会社に支払い拒否が不服である旨を伝え、鑑定会社を変更しての再審査を求めることができます。
「お客様センター、弁護士に相談」 :お客様センターや弁護士に相談するのことができます。
ADRに相談する」:ADR裁判外紛争解決手続)に相談する方法もあります。

④「日常の顧客対応サービスの充実度」⇒火災保険では大差なし!

火災保険は、滅多に起こらない万一の損害が起きた場合の外は、契約更新する時(こちらの要請が無ければ接触も薄い)に、やりとりするだけで頻繁に相談などのサービスを受ける機会は少ない性質です。

2.万一、損保会社が破綻しても「損保契約者保護機構」が補償!

温暖化によって年々大規模自然災害が発生し、甚大な被害が相次いでいるため、損保会社の経営が心配され、火災保険を選ぶ際は、メガ損保などに視点が行きがちです。 

 

しかし、以上のように、日本の損保会社の支払い能力は万全であり心配の必要はありません。 

 

万が一、現在加入されている損保会社が破綻してしまった場合でも、『損害保険契約者保護機構』によって、破綻した損害保険会社の保険契約が補償されます。

3.従って、火災保険選びにブランド・人気は不要!

以上から、火災保険保険選びに、ブランドや人気尺度は全く不要で、自宅にあった火災保険を一番有利な条件(最安の保険料)で提供する損保選びが最も重要と言えます。

 

従って、同一補償内容による幅広い各社比較が重要となります。

 

「住宅本舗」に見積もりを申し込む⇒⇒「火災保険の一括見積もり

 

Ⅱ.火災保険を選ぶ際の留意点

火災保険を選ぶには、何と言っても、最も重要なことは、自宅に合った補償内容と保険金の設定です。

1.まずは、自宅にあった火災保険の補償内容と保険金の設定が第一!

自分に合った火災保険の補償内容や保険金の設定方法等のポイントは、以下を参照願います!

 

  「新たな火災保険契約」へ更新する際の留意点

1)建物の評価額(保険金額)は、「時価」ではなく「新価」(再調達価額)で契約する!
2)「家財保険」の評価額(保険金額)を見直す
3)災害リスクを勘案した補償内容にする!
・補償対象項目から必要な補償を選ぶ
4)現在加入の火災保険証に記載の「建物の種別」、「耐火構造」、「延床面積」などに増改築等で変更すべき箇所が生じていないか見直す!
5)火災保険に、地震保険を加えるかを決める
6)保険料を抑えるには?
①火災保険料は損保各社間で差があり、複数社の比較をすることが重要
②新しい保険契約の保険期間は、できるだけ長期間が有利!
③長期契約でも月払いや年払いでなく極力全納一括払いがお得です。

2.次に、同一補償内容・保険金の火災保険が、最も有利な保険料で掛けられる損保探しが重要!

1)火災保険は各社によって大き差がある!

火災保険料は、保険金等の支払いに当てられる「純保険料」と保険会社の経費や利益に当てられる「付加保険料」で決められます。

純保険料は、事故の発生頻度や損害額などの過去のデータで算出される「純保険料率」を基に決められる。(「純保険料率」は、「損害保険料率算出機構」が各保険会社の実績データを元に「建物構造」と「建物所在地」の2つの料率区分で設定した「参考純率」を参考に各保険会社が独自に決める)
付加保険料は、「付加保険料」は、料率三原則(合理的、妥当、不当に差別的でないの3要件を満たすこと)に従って各保険会社が独自に算定します。

 

更に、火災保険料の負担は、次のように劇的に増大しています。

 

火災保険環境の激変!

1.火災保険の主な環境変化
1)2010年4月の「保険法」改正に伴い、損保各社では法準拠のもとで独自色の強い様々な規定改定が行われた
2)2014年以降相次ぐ保険料値上げが実施された
3)2014年に最長保険契約期間が短縮化されました
2.更新を機に「火災保険料負担」が重圧に!

 

従って、火災保険選びで最も重要なことは、同じ補償・保険金で見て一番自宅に有利な保険会社を選ことです! 

なお、地震保険料は、国が関与した制度であるため、損保会社による差はありません。

2)その為には、同一条件で各社比較ができる機会(総合代理店又は一括見積り比較サイト)が必要!

同一条件で損保各社比較ができる方法は、「総合代理店」を利用するか、「一括見積りサイト」を利用する方法があります! 

詳細は下記をご参照願います。

 

各社比較するためには、
「総合代理店(店頭)」か「一括見積りサイト(Web)」の活用が不可欠!
「一括見積りサイト」の利用方法
1)主な「一括見積りサイト」
2)サイト申し込みから契約の申し込みまでの利用の流れ
3)「一括見積り」の申し込み方法(住宅本舗の例)

 

なお、多くの方が最初に加入される銀行やハウスメーカーに紹介された火災保険は他社比較はできないため、更新時に乗換えられることをおすすめします!

 

「保険の窓口インズウェブ」に申し込む⇒「火災保険一括見積もり                      

3)最終的には、火災保険は、「店舗型」か「通販型」を選ぶことになります。

各社比較の結果、自宅に最適な火災保険は、店舗を持たない通販型か、店舗(代理店)を持つ店舗型火災保険を選ぶことになります。 

 

通販型は、一般的に保険料が安くオプションも充実しており手軽さもあってシェアを伸ばしています!

 

火災保険は、保険金を請求する機会がそもそも少ないので、手厚いサポートよりも、手軽さが好まれる傾向があり、通販型が年々増加中です。

 

なお、通販型の特徴とメリット・デメリット、及び店舗型との比較は下記をご覧ください!

 

火災保険の契約窓口は「総合代理店」と「通販」のどちらが良い?
1)「通販型損保」の特徴とメリット、デメリット
2)「代理店型」の特徴とメリット、デメリット
3)それぞれが向くタイプとは?

 

「インズウェブ」に見積もりを申し込む⇒火災保険の無料診断サービス

 

最後に

火災保険は、一定の基準をクリアしていれば、支払い能力や不払い等の懸念は不要であり、サービスにおいても、万が一の際の火災保険の性質上、相当であれば十分です。 

 

このため、年々負担が重くなる一方で、何もなければ掛け捨てになる火災保険選びは、ブランドや人気に関係なく、各社比較を通じて、自宅にあった最も有利な条件の損保を選ぶことが重要です。

 

!火災保険の各社商品比較はこちらを⇒「火災保険の契約・見直し・乗換えには「一括見積り比較サイト」がおすすめ!

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

ーーーーーーーーー 完 ーーーーーーーーーーーー

「火災保険一括見積りサイト」のおすすめ3選

○おすすめは「住宅本舗」「保険の窓口」「保険スクエア」です!

ネットで検索すると、「火災保険の一括見積りサイト」はたくさん出てきますが、利用実績が多く、利用者の評価が高い5サイトの中から、下記の「選ぶ基準」に合致する3社、「住宅本舗」「保険の窓口インズウェブ」「保険スクエアbang!」をおすすめします。

おすすめサイトを選ぶ基準
右の事項に合致すること (求めたいこと) ・カンタン記入で見積り依頼ができる。 ・数多くの損保会社の比較ができる。 ・複数社の見積りでも連絡窓口は一本化されている。 ・何度でも相談やアドバイスが受けられる。 ・無料で利用できる。
右の事項に合致しないこと(避けたいこと) ・見積りが届くのが遅く、契約まで時間(日数)がかかる。 ・見積りだけ届き連絡が来ない。 ・いくつもの損保会社から連絡がくる。相談やアドバイスが受けられない。無理な営業電話や勧誘を受ける。断りにくいように仕向ける。

○一括見積りサイトのおすすめ順位

順位 サイト名 サイト申し込み
1位 「住宅本舗」 火災保険の一括見積もり
2位 「保険の窓口インズウエブ」 火災保険一括見積もり
3位 「保険スクエアbang!」 火災保険の無料診断サービス

1位:「住宅本舗の火災保険一括見積もりサービス」

 

「住宅本舗」は、東京海上三井住友海上など、国内16社の保険商品を一括で見積もれるウェブサイトです。 保険会社から、自分に合った保険商品の見積もりを「無料」で取ることができるので、自分にあった保険を見つけることができます。 住宅本舗は、無料で見積もれるので「まず先に保険料だけ知っておきたい」という人にもおすすです!

見積もり比較対象損保は大手16社

住宅本舗の特徴

「住宅本舗の火災保険一括見積もりサービス」は、サービス開始から8周年を迎え、 利用者数5万人を突破した 比較サービスです。

取り扱い保険会社数は、大手16社と業界トップ級なので、多くの損保会社間比較が可能です。

一度の入力で【最大16社】の保険会社の中から、お客様に最適な保険のお見積りが可能になっています。

【たった3分】の入力をすることで、比較検討の上、ぴったりな火災保険を選ぶことができます。

ひとつの代理店が全ての保険会社の窓口になってくれるので、火災保険専門のプロの手によって、数ある保険会社からオススメのプランをピックアップして紹介してもらえます。

住宅ローン審査の一括申込も扱っているので、新規取得する方からの需要が高いです。

火災保険のプロがプラン選定の手厚いサポートをしてくれるので、長期契約中の保険の見直し相談にも最適な火災保険一括見積サービスです

解約返戻金を含めて適切な切り替え時期の提示をしてくれるので、今すぐ契約するつもりではなく、いつ切り替えるのがお得なのか確認したい人も気軽に相談できます。

見積書の作成は、保険プランナーが 【親切・丁寧】な対応いたします。

相談しながらプランニングすることで同様の保険料で補償内容が充実したり、不要な補償を外すことで保険料を大幅に減らすことが可能です!

無理な営業電話や勧誘は一切しません!

火災・地震保険一括見積もりの3つのポイント

③に記載のように、見積もりや相談をしたからといって必ず契約する必要はありません。従って、無理な営業電話や勧誘は一切ありません!

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2位:「保険の窓口インズウェブの見積もりサービス」

 

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3位:「保険スクエアbang!の無料診断サービス」

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保険スクエアbang!の特徴

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火災保険を検討する場合は、各社比較が重要です。
「総合代理店窓口」に行けば、各社比較ができますが、店頭に出向くのに時間的制約があり、また、商品選びも、店側の意向が入りがちとなります。
「一括見積りサイト」を利用すれば、インターネット経由で簡単に各社の見積りが入手できます。
また、サイトによっては、懇切丁寧な専門家のアドバイスを受けることができます。
是非、火災保険加入を検討される場合は、「一括見積りサイト」をご活用してみてください!
 
 
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火災保険|契約・更新は代理店型損保と通販型損保のどちらがおすすめ?

あなたの火災保険は銀行又は住宅会社の損保代理店ではないでしょうか? 

ローンを組んで住宅を購入された方は、大抵、住宅会社又は銀行が運営する損保代理店に勧められた火災保険に入られた方が多いのではないでしょうか? 

一昔前は、それでも良かったのですが、相次ぐ保険料値上げや契約期間の短縮化で火災保険料の負担は大変重いものとなっており、今後は、自宅に有利な損保会社と補償内容にしていく必要があります。 

火災保険料は、損保会社によって大きな差があります。 

この記事では、契約・更新を進める上で、代理店型損保と通販型損保のどちらが役立かを、それぞれのメリット、デメリットを通じてご紹介しました。参考になれば幸いです。 

 

火災保険の契約・更新には「代理店型」と「通販型」のどちらが良い?

火災保険の契約は、損保の代理店経由が約9割を占めていますが、最近では、火災保険の相次ぐ値上げや契約期間短縮化などによる負担増に伴い、一般的に保険料が安い「通販型(ネット型)」の火災保険への移行が目立ってきています。

1.火災保険の損保会社には「代理店型」と「通販型」がある

まず、火災保険を運営する損保会社には、代理店経由の販売を主体とする「代理店型損保」と、インターネット又は電話での販売を主体とする「通販型損保」があります。

1)「代理店型損保大手の一部

損保会社 火災保険商品名
あいおいニッセイ同和損保 「タフ・住まいの保険」
損保ジャパン 「THE すまいの保険」
東京海上日動 「トータルアシスト住まいの保険」
三井住友海上 「GK すまいの保険リビングFIT」
AIG損保 「ホームプロテクト総合保険リビングパートナー保険」
共栄火災 「安心あっとホーム」
大同火災 「DAY-GO!すまいの保険」
チャブ損保 「住宅総合保険リビングプロテクト総合保険」
日新火災 「住自在」

2)「通販型損保」大手の一部

損保会社 火災保険商品名
楽天損保 「ホームアシスト」
ソニー損保 「新ネット火災保険」
ジェイアイ傷害火災 「iehoいえほ」
セコム損保 「セコム安心マイホーム保険」
東京海上日動 「トータルアシスト」
セゾン自動車火災保険 「じぶんでえらべる火災保険」
AIG損保 「ホームプロテクト総合保険」
日新火災 「『住自在』すまいの保険」

3)「通販型損保」は、一般的に火災保険料が安く、オプション充実の優位性が高い

実店舗を持たない「通販型損保」は運営費が、実店舗型損保に比べて低い為、火災保険料が安く、オプション充実の優位性が高いと言えます!

※火災保険料の算出根拠

火災保険料は、保険金等の支払いに当てられる「純保険料」保険会社の経費や利益に当てられる「付加保険料」で決められます。

「純保険料」+「付加保険料」⇒「火災保険料」

2.契約窓口には「副業代理店」「総合代理店」「通販損保窓口」がある

火災保険の契約窓口は、主として、1)「副業代理店」、2)「総合代理店」、3)「通販損保窓口」の3形態があります。 

代理店は、損保会社と委託契約を結び、損保会社に代わって業務を行う事業者のことで、保険の契約、保険料の領収、契約者が事故や被害を受けた際の契約者と保険会社の連絡の橋渡しなどを担当します。 

代理店には、ローン借入先の銀行や住宅会社などが自前で火災保険の代理店を兼ねている「副業代理店」、「ほけんの窓口」「保険市場」など複数損保の代理店業を行う「総合代理店」があります。 

商品やサービスの責任は、いずれも損保会社が負うことになります。

1)「副業代理店」(銀行や住宅会社が代理店となっている)

多くの方は、住宅購入時に住宅会社または銀行に勧められて当該住宅会社又は銀行の損保代理店に加入されたと思います。 

この場合の損保代理店が副業的に担っている損保は1~3社であり、大抵、他社比較なしの紹介で加入されたと思います。 

手続きが簡単で、団体割引(住宅購入者の会社が銀行又は住宅会社と契約し団体割引を受けられる)が受けられるなどのメリットはありますが、選択肢が少なく、保険に詳しくない担当者の下で、必ずしも自宅にあった火災保険でない場合も多くあります。 

従って、これからの更新に当たっては、他社比較ができる「総合代理店」か、「一括見積りサイト」を使って各社比較することをおすすめします。

!「住宅本舗」の各社比較サイトはこちら⇒「火災保険の一括見積もり

「一括見積り」の結果、加入中の損保が適正となるかも知れませんが、その場合でも、契約は、総合代理店経由となるので、以降の更新時には、同様に他社比較を経ての損保選びが可能となります。 

 

従って、今後の新規契約や更新、或いは乗換えに際しては、住宅会社あるいは銀行による「副業代理店」での更新はおすすめできません。

2)「総合代理店」(多数の損保の代理店を兼ねている)

駅前の「保険の窓口」のように多数の損保会社の代理店となっている「総合代理店」は、損保会社間の比較の上で、自宅に有利な損保会社を見いだすことが可能になります。 

従って、更新あるいは乗換え、新規契約の窓口としては大変便利な窓口としておすすめできます。

!「保険の窓口」の各社比較サイトはこちら⇒「火災保険一括見積もり

3)「通販型損保」(企業が通販で損保事業を行っている)

「通販型損保」は、代理店を経由せずにネットで顧客と契約するため、代理店の事務所経費や人件費等の負担が不要。

このため、「代理店型損保」に比べて火災保険料は、かなり安くなるのが一般的です。 

そもそも、火災保険は、万一の際の保険なので、保険金を請求する機会が少ない性質があります。 

このため、手厚いサポートよりも、実質保険料が安いことと、ネット上で申し込みから契約までが完結できること、補償内容や契約プランが実質的に自分で選べること、などが好まれます。 

なお、「通販型損保」を選ぶにしても、「一括見積りサイト」などで、各社比較をした上で判断されることをおすすめします。(あくまでも、総合代理店か、一括見積りサイト等による各社比較の上で最終決定されることをおすすめします。)

!「保険スクエアbang」の各社比較はこちら⇒「火災保険の無料診断サービス

3.火災保険の契約窓口は「総合代理店」と「通販」のどちらが良い?

代理店型の火災保険と通販型の火災保険の特徴とメリット・デメリットを知って、自分にあった火災保険がどちらなのかを見極めていただきたいと思います。

1)「通販型損保」の特徴とメリット、デメリット

(1)特徴 

通販型は、インターネットやフリーダイヤル経由で、直接、保険契約を結び、保険料の支払いや保険金請求を行います。 

通販型損保の場合は、代理店などの店舗費や人件費がかからないため、安い保険料で充実したプランが提供できます。 

また、申し込みから契約までオンラインで完結するため、時間的制約やスタッフの押しつけなどに煩わされることなく、好きな時に自宅で手続きが行えるのが特徴です。

【通販型の契約手続きの流れ】

なお、他社比較を優先させるならば、通販に申し込む以前に、「一括見積もりサイト」に申し込み、他社比較をした上で、自分にあった通販があれば、下記手順で通販に申し込むようにされることをおすすめします!

なお、他社比較が必要ければ、以下の手順で直接、通販型損保のWEBサイトに申し込みます。

step 手順 行う内容
第一step 見積もり 依頼 条件を記入して見積もり依頼をする。(建物構造や建築年月などの記入) なお、条件や記入方法などが分からなければ、電話やメールで質問することも可能。
第二step 申し込み 送られてきた見積書を確認して申し込みを行う。 なお、不明な点があれば電話やメールで確認することができる。契約の内容によっては、担当者から電話で確認が必要となるケースもあります(訪問は断りましょう)。
第三step 契約完了 申し込み内容や提出書類に不備がなければ契約完了。 設定した保険始期日から補償が開始される。

 

(2)メリットとデメリット

メリット 人件費や事務費等の運営コストが代理店型損保に比べてがかからない為、一般的に代理店型に比べて保険料が安い。
通販型と代理店型とでは、10年一括払い額でみた場合、約半額で済むと試算されます。

人件費や事務費等の運営コストが代理店型損保に比べてがかからない為、一般的に代理店型に比べて補償内容やサービスが充実

通販型の補償内容サービスには、大抵、火災のほかに水害や台風などの被害も補償範囲に含まれ、水回りのトラブル無料相談などの日常生活に関する特約がついたりします。

③被害状況の見積確認が代理店型よりも厳格でなく承認されやすいと言われています
被害が出て請求した場合に、損保の担当者による被害状況確認が行われますが、通販型の場合は、代理店型に比べ、意外と簡単に承認される傾向があると言われています。
デメリット

①代理店型のようには、担当者によるアドバイスやサポートが受けられない

通販型の場合、代理店型のようには、担当者による商品選定や補償のサポートが受けられないことです。

但し、通販窓口への電話やメールで相談すれば代理店のようなサポートが受けられることもあります。

実際のところ、サポートが必要ならば、他の機関(代理店または一括見積りサイトなど)で相談してみれば、アドバイスは受けられます。

 

②通販型では、他社比較ができないことです。
このため、通販型に申し込みたい場合でも、他社比較をしたい場合は、いきなり通販型に申し込むのではなく、まずは、代理店や一括見積りサイトに申し込み、他社比較をした上で決めれば解決できます。

2)「代理店型」の特徴とメリット、デメリット

(1)特徴 

損保会社と委託契約を結んだ「代理店」を通じて、契約・保険料支払い・保険金請求などを行います。 

代理店型では、店舗において、スタッフと対面しながら、他社比較を含めて加入損保と補償内容等を詰めていくことができます。

 従って、あまり知識がなくてもスタッフの力を借りて自分にあった火災保険を見いだすことができます。

【代理店型火災保険 契約手続きの流れ】

step 手順 行う内容
第一step 電話予約 往訪日時の予約を電話で行う なお、自宅への往訪はお断りしましょう!
第二step 店舗で相談 担当者と面接して、火災保険の見積もり依頼をする。 条件(建物構造や建築年月、補償範囲、保険金額、契約期間など)を記入して、他社比較などを経て検討を進める。
第三step 店舗で相談 必要があれば、再度要望事項を出して納得のいく見積りを見いだす。(夫婦の場合は、随伴を求められる場合もある)
第四step 契約完了 申し込み内容や提出書類に不備がなければ契約完了。設定した保険始期日から補償が開始される。

 

(2)メリットとデメリット

メリット ①条件を合わせた複数の保険会社の比較ができる
希望条件(保険料を少しでも抑えたい、資産価値に見合う保険金にしたいなど)を伝えると、それに合った各社の火災保険商品の比較表を提示してくれまする。

②きめ細かなサポート、フォローが受けられる
担当者が直接ヒアリングを行ってくれるため、火災保険の知識が少ない人でも、なんらかの疑問を抱いた時にスピーディーに担当者に相談できるので、希望に適った商品を見つけやすい。 また、万が一火災などのトラブルに遭遇した場合、代理店経由で対応してもらえるためいざという時にとても心強いです。

③窓口を一本化できる

火災保険の外の保険(自動車保険など)も時間をかけて当該代理店に移管すれば、窓口が一本化できる可能性が高まります。
デメリット ①代理店は多数あり担当者もいろいろなタイプがあるため、良い代理店を見極めは難しい
大変メリットのある代理店型損保ですが、いい代理店を見つけづらいという点もあります。なお、往訪型の代理店は特に注意が必要です。

②保険料が高くなりがち
代理店経由は、代理店の手数料(人件費、店舗料等)が含まれるため、通販型に比べて、保険料が高めとなる傾向があります。

③代理店の知識、接客レベルに差がある
代理店にもいろんな担当者がいるため、サポートのレベルにはばらつきがあります。

 

3)それぞれが向くタイプとは?

通販型に 向くタイプ ・ある程度、火災保険の知識があり、じっくり自分で検討を進めたい
・補償内容を細かく選び、火災保険料を少しでも抑えたい
・好きな時間に、インターネットでじっくり検討して契約を進めたい
代理店型に 向くタイプ ・火災保険の知識が乏しく、カウンセラーを受けながら商品選びがしたい
・時間的に余裕があり、多少、保険料が割高で合っても安心して契約したい

 

 

最後に

損保には、「代理店型」と「通販型」があり、「代理店型」は、総合代理店を通じて損保各社の比較の上で、スタッフのアドバイスを受けながら火災保険が選べる長所があります。 

一方、「通販型」は、店舗を必要としないため、経費がかからず、一般的に保険料が安く、かつ、補償内容の充実化もなされています。また、時間の制約なしに進められる長所があります。 

どちらを選ぶかは、それぞれのメリット・デメリットを理解した上で自分にあった方を選べば良いと思います。 

なお、記事内でも書きましたが、「通販型損保」を選ぶに際しても、まずは、通販型損保間の比較も重要と考えますので、「一括見積り比較サイト」の活用が有効かと考えます。

!「住宅本舗」の各社比較サイトはこちらを⇒「火災保険の一括見積もり

  火災保険料は損保会社によって大きな差があり、かつ、近年の相次ぐ値上げで、負担は、劇的に重たくなってきております。 

是非、この記事が見直しのお役に立てれば幸いです。 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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「火災保険一括見積りサイト」のおすすめ3選

○おすすめは「住宅本舗」「保険の窓口」「保険スクエア」です!

ネットで検索すると、「火災保険の一括見積りサイト」はたくさん出てきますが、利用実績が多く、利用者の評価が高い5サイトの中から、下記の「選ぶ基準」に合致する
「住宅本舗」「保険の窓口インズウェブ」「保険スクエアbang!」をおすすめします。

おすすめサイトを選ぶ基準
右の事項に合致すること (求めたいこと) ・カンタン記入で見積り依頼ができる。 ・数多くの損保会社の比較ができる。 ・複数社の見積りでも連絡窓口は一本化されている。 ・何度でも相談やアドバイスが受けられる。 ・無料で利用できる。
右の事項に合致しないこと(避けたいこと) ・見積りが届くのが遅く、契約まで時間(日数)がかかる。 ・見積りだけ届き連絡が来ない。 ・いくつもの損保会社から連絡がくる。相談やアドバイスが受けられない。無理な営業電話や勧誘を受ける。断りにくいように仕向ける。

○一括見積りサイトのおすすめ順位

順位 サイト名 サイト申し込み
1位 「住宅本舗」 火災保険の一括見積もり
2位 「保険の窓口インズウエブ」 火災保険一括見積もり
3位 「保険スクエアbang!」 火災保険の無料診断サービス

1位:「住宅本舗の火災保険一括見積もりサービス」

          

  

「住宅本舗」は、東京海上三井住友海上など、国内16社の保険商品を一括で見積もれるウェブサイトです。 保険会社から、自分に合った保険商品の見積もりを「無料」で取ることができるので、自分にあった保険を見つけることができます。 住宅本舗は、無料で見積もれるので「まず先に保険料だけ知っておきたい」という人にもおすすです!

見積もり比較対象損保は大手16社

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「住宅本舗の火災保険一括見積もりサービス」は、サービス開始から8周年を迎え、 利用者数5万人を突破した 比較サービスです。 取り扱い保険会社数は、大手16社と業界トップ級なので、多くの損保会社間比較が可能です。 一度の入力で【最大16社】の保険会社の中から、お客様に最適な保険のお見積りが可能になっています。【たった3分】の入力をすることで、比較検討の上、ぴったりな火災保険を選ぶことができます。 ひとつの代理店が全ての保険会社の窓口になってくれるので、火災保険専門のプロの手によって、数ある保険会社からオススメのプランをピックアップして紹介してもらえます。 住宅ローン審査の一括申込も扱っているので、新規取得する方からの需要が高いです。 火災保険のプロがプラン選定の手厚いサポートをしてくれるので、長期契約中の保険の見直し相談にも最適な火災保険一括見積サービスです。 解約返戻金を含めて適切な切り替え時期の提示をしてくれるので、今すぐ契約するつもりではなく、いつ切り替えるのがお得なのか確認したい人も気軽に相談できます。 見積書の作成は、保険プランナーが 【親切・丁寧】な対応いたします。 相談しながらプランニングすることで同様の保険料で補償内容が充実したり、不要な補償を外すことで保険料を大幅に減らすことが可能です! 無理な営業電話や勧誘は一切しません!

火災・地震保険一括見積もりの3つのポイント

③に記載のように、見積もりや相談をしたからといって必ず契約する必要はありません。従って、無理な営業電話や勧誘は一切ありません!

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火災保険を検討する場合は、各社比較が重要です。 「総合代理店窓口」に行けば、各社比較ができますが、店頭に出向くのに時間的制約があり、また、商品選びも、店側の意向が入りがちとなります。 「一括見積りサイト」を利用すれば、インターネット経由で簡単に各社の見積りが入手できます。 また、サイトによっては、懇切丁寧な専門家のアドバイスを受けることができます。 是非、火災保険加入を検討される場合は、「一括見積りサイト」をご活用してみてください!

 

 

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火災保険|契約期間途中の解約変更は不利益にならず、益多し!(リニュアル)

契約期間途中に火災保険を他社への乗り換えると、違約金や返戻等で不利にならないか?

高騰化する火災保険の家計への影響を抑えたい、或いは、自分にあった火災保険へ変更したいと考えても、「現在加入中の火災保険を変更をした場合、違約金や返戻金等で不利益にならないか?」といったことが気になりますね。

答えは、「基本的には、不利益にはならない」いうことです!

Ⅰ.高騰化する保険料の重圧回避には見直しが必要

1.相次ぐ値上げと契約期間短縮化で保険料が家計を圧迫

1)相次ぐ火災保険料値上げ

火災保険料の値上げは、自然災害の多発と大規模化により、来年予定を含め4年間で3回の実施となり、実に平均で2割以上もの大幅上昇となります。

地域によっては4割以上の値上がりとなり、火災保険は、家計を大きく圧迫し始めています。

2022年の値上げは、全国平均で10.9%ですが、最大36.6%(沖縄地区)のところもあります。
※値上げは、大規模な自然災害をもとに損害保険料率算出機構が出した「参考純率」によって保険料が見直されるものです。

大手損保4社の火災保険料値上げ推移

・2015年10月 2~4%アップ

・2019年10月 6~7%アップ

・2021年 1月 6~8%アップ

・2022年 平均10.9%アップ予定

2)相次ぐ長期契約の短縮化

火災保険の長期契約期間も、2015年の30年から10年への短縮化に引き続き、2022年に再度10年から5年に短縮化されます。

2.今後も火災保険料の値上げは続くと予想される

温暖化の気候変動で今後も台風や集中豪雨などによる大規模自然災害が続けば、火災保険料の値上げは続くものと思われます。

3.火災保険料は保険会社によって大きな差がある!

保険料の算定方法は、損保会社によって大きな差があります。

このため、同じ建物、同じ補償内容、同一地域であっても、各社の見積もりを取ると保険料に大きな違いが出ます。

これは、一つには、同じ地域でも保険会社によって水害や地震などの保険リスク設定方法が異なる為です。

4.今後は、「保険内容見直し」と「損保会社間比較」で自分にあった火災保険選びが重要になります!

恐らく大抵の方は、建物購入時に、ローン会社から勧められた損保会社との火災保険を更新されてきているのではないかと思います。

しかし、同じ建物・家財であっても、永年の間に、家族構成や資産形成状況等の変化から、火災保険の補償内容や補償金額に見直しがあっても良い状況になっているかもしれません。

また、同じ補償内容であっても損保各社間で保険料に大きな違いがあれば、変更した方が大きなメリットが得られるかも知れません。

従って、保険料の高騰化の中では、保険料の費用対効果を高めるため、今後は、常時、火災保険の内容見直しや保険会社比較などを行うことが重要になります。

5.火災保険の見直しや切り替えのタイミングは?

一般的に、火災保険の見直しや切り替えのタイミングは、「満期を近い時期」、「増改築やリフォームで保険のカバー範囲が変わる時」、「補償内容を変えたい時」、「家族構成が変化して保険金や補償内容を見直したい」などの時に見直しを検討されることをおすすめします。

Ⅱ.契約期間中の契約・損保会社変更は不利益にならない

損保法によって、途中解約に変わるルールが、以下のように定められています。

1.火災保険はいつでも解約することができる

現在の保険会社と高い割引率を受けるために、長期契約で保険料一括払いをしている火災保険を解約することができないのでは、高い違約金を払わされるのではないかと心配する方は多いと思われますが、火災保険は、高い違約金を払う必要はなく「いつでも解約することができる」ことになっています。

2.途中解約の場合には残りの期間に応じた解約返戻金が戻る

契約途中の解約の場合、支払い済みの保険料の内で未経過部分については、決められた返戻率が適用されて解約返戻金(未経過保険料ともいう)が戻ることが義務づけられています!

従って、長期契約で高い割引率適用だからと言って、未経過分に対し違約金的なものが適用されることはなく、ルールに定められた返戻率、返戻式によって残余期間分の保険料は戻ることになります。 

◎解約返戻金(未経過保険料)=一括払い保険料×未経過料率(経過年月に応じた割合

なお、返戻率は保険会社によって異なりますので、どれだけの保険料の返還があるのかは保険会社に確認が必要です。

3.地震保険も途中解約が可能です

地震保険も途中解約することが可能で、火災保険と同様、残りの契約期間に応じた保険料が解約返戻金として返還されます。

このことにより、現在契約中の火災保険会社と地震も加入していた場合、火災保険と同時に地震保険も解約できるので、両方併せて他損保に乗換えることができます!

なお、地震保険の返戻率は保険会社によって違いはなく、どの保険会社でも同一です。

Ⅲ.火災保険を解約する時の注意点

火災保険を途中で解約する場合は、空白期間が生じたりしないよう注意が必要です。

1.解約する場合は、事前に保険会社に連絡する必要があります

もちろん、保険会社を変更する場合は、変更し契約する保険会社の契約始期は、解約する保険会社の解約日と空白が生じないようにする必要があります。

また、解約する保険会社にも解約日以前にできるだけ早めに解約の連絡をしておく必要があります。

過ぎてから連絡するとその分返戻金が減りますので注意が必要です。

2.契約期間が残余1ヶ月未満の場合は返戻金はありません

残余の契約期間が1カ月未満の場合、一般的に返戻金はありません。

地震保険についても同様です。

3.住宅の売却に伴う解約の場合は、住宅の所有権が相手に移ったのを確認して解約を!

住宅を売却するために、火災保険を解約する場合は、所有権が完全に相手に移らない間に火災保険を解約すると、万が一が起きた場合、物件の責任は自らに残り、かつ火災保険の補償は受けられません。

従って、所有権が完全に相手に移ってから解約することが必要です!

Ⅳ.火災保険の見直し・変更・乗換えには「一括見積りサイト」利用が便利!

火災保険の見直しや変更乗り換えの検討は、複数損保が比較できる「総合代理店窓口(店頭)」か、「一括見積りサイト」を利用するのが普通となっています。

しかし、店頭の場合、アポイントや出かける手間等で相談にも時間がかかるので、「一括見積り」の方が、ネットで資料が揃うの便利だと思います。

従って、まずは、「一括見積りサイト」の方で検討されることをおすすめします!

それで納得のゆく保険商品がみつからなければ店頭にご相談されるといいと思います。

「一括見積もりサイト」の場合は、最初から基本的に同条件での比較なので、比較がしやすく、落ち着いて判断できるし、相談もしやすいと考えます。

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Ⅴ.最後に

相次ぐ保険料の値上げ及び長期契約期間の短縮化で、火災保険料は、家計を圧迫する存在になっており、今後一層高騰化していくものと思われます。

火災保険は、万一の場合に備えて欠かせないものですが、基本的には、何もなければ掛け捨てで保険料は一切戻りません。

また、契約期間途中でも、解約や変更で不利益を被ることもありません。

従って、タイミングを捉えて、自分にあった火災保険にするための保険内容や保険会社の見直しをすることは、火災保険のパーフォーマンスを高めるためには重要なことと考えます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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火災保険|20年超長期契約の満期を迎えるあなたにあった更新の進め方(リニュアル)

20年超の長期契約者が満期を迎えて驚くのは、様変わりの火災保険環境の激変! 

相次ぐ値上げと、高い割引率が適用される最長保険期間の短縮化によって、火災保険の負担は大変重い者になっています。

このため、2015年以前に住宅を購入し20年以上の長期契約で火災保険を掛けられた方が、満期を迎え、新たな火災保険に更新する際に、火災保険環境は様変わりを実感されることになります。 

従って、更新に際しては、実際に自分にあった火災保険にすべく、補償内容等を吟味し、自分に有利な保険会社が他にないかを精査してみることをおすすめします。

 

 

Ⅰ.20年超長期契約者が驚く火災保険環境の激変!

火災保険の環境は、この10数年で激変しました!

1.火災保険の主な環境変化

1)2010年4月の「保険法」改正に伴い、損保各社では法準拠のもとで独自色の強い様々な規定改定が行われた

それまで、明治制定の「商法」の規定に準拠してきた火災保険契約のルールは、「商法」から独立した「保険法」として、保険契約者等の保護を目的に、契約に関する基本的ルールが全面的に見直されました。 

建物構造は、M、T、Hの3種類に区分、また、建物の材質による保険料算定や、割引の種類などが簡素化統一されましたが、この際、損保各社では様々な規定改定が行われ、火災保険商品は、各社各様になったといえます。

また、同損保でも、この規定改定により、同物件同一補償同一地域にあっても保険料にアップダウンが生じることになりました。

2)2014年以降相次ぐ保険料値上げが実施された

気候変動による大規模災害の多発により火災保険料は下表の通り、相次ぎ値上げが実施されました。 

これらの保険料アップは全国平均である為、各社設定の災害率の違いによっては場所による格差が大きくなりました。

 

3)2014年に最長保険契約期間が短縮化されました

火災保険は、長期割引という制度があり長期契約ほど保険料が割安となりますが、2014年以前は、最長36年の契約が可能でした。 

実際に、ローンを組んでマイホームを購入すると、ローンの返済期間に合わせて火災保険を掛けることが求められました。(返済半での万一に備えて) 

しかし、保険料値上げを早期に反映させるため、2014年には、保険料値上げと同時に、最長期間が10年に短縮されました。 

従って、最長10年の契約では、10年後の更新によって、保険料値上げが反映されることになります。

以前は、火災保険の契約期間は30年超が主流のため、火災保険への意識は乏しくなりがち!

「フラット35」などでローンを組んでマイホームを購入する方の大半は、最長35年のローン返済期に併せて、火災保険の契約期間も35年に設定し保険料も一括全納というケースがほとんどでした。(万一で、ローン返済が滞らせないため返済完了までの火災保険付保を義務づけられました。金融機関は、質権を設定)
なお、住宅ローンは、金利負担軽減のため繰り上げ返済が行われ、当初設定のローン期間よりも早く完済される方が多いのですが、火災保険は、初期に設定した長期契約期間満了までは有効のため、引き続き満期まで保険料の支払いなしで火災保険が担保されました。このため、得てして、火災保険への認識は乏しいものになりがちになるといえるでしょう。

2.更新を機に「火災保険料負担」が重圧に!

以上のように、気候変動に伴う大規模自然災害の多発などによる相次ぐ値上げや、その高い保険料の早期反映のための最長保険期間の短縮化により、火災保険料負担は、更新を機に、大変重いものになりました。 

因みに、簡単なデーターで、火災保険料の違いを年額にして比較すると、下表のように、2000年頃は、保険金2,000万円の場合の保険料は、年額6,504円で済んでいたものが、2020年頃(現在)は、保険金1,800万円の場合の保険料は、年額22,508円と約4倍近くになります。

保険料の比較

付保年次 保険金額 長期契約の期間 長期契約分一括払い 年額にすると
2000年頃 2000万円 25年長期契約 162,600円 6,504円/年
2020年頃 1800万円 10年長期契約 225,080円 22,508円/年

 

  

 

Ⅱ.20年超長期契約の満期者が更新時に留意すべき事項

1.満期の前に新たな火災保険契約への更新が必要!

新たな火災保険への更新方法には、1)「同じ保険会社で火災保険を更新する」、2)「別の保険会社の火災保険に乗り換える」があります。 

なお、「火災保険の契約はしない」という選択肢もありますが、特殊事情によるものとしてここでは割愛します。 

なお、旧住宅金融公庫で住宅ローンを借りた場合の「特約火災保険」は継続することはできないので、「一般の火災保険」に加入する必要があります。 

また、注意すべきは、更新手続きは更新日の前日までに完了させておく必要があります! 更新が遅れ、満期日を過ぎると空白の補償がない状態となるので注意が必要です。

 

  『新たな火災保険への更新方法』

1)「同じ保険会社で更新する」方法=事前に案内が来て簡単。が、限定的

同じ保険会社で更新する場合、保険会社から事前に2~3ヶ月前に案内がきます。

この場合、代理店に出向いて手続きを行うか、案内に沿って書面作成し郵送で手続きを行うことができます。 

しかし、前述のように、各社によって地域や条件によって保険料率が異なるなどから、同一物件で同一補償、同一地域でありながら各社によって保険料に差があります。 

このようなことから、最初から、同じ損保会社で更新の場合は限定されるので、できれば、各社比較の機会を持たれることをおすすめします。

2)「他の保険会社に乗換える」方法=事前に行動を起こす必要あるが、選択肢が広がる!

更新に際して、より自分にあった保険内容にしたい場合は、①「一括見積もりサービス」や②「最寄りの火災保険総合代理店の窓口」を利用する方法があります。 

詳細は、「火災保険の契約・見直し・乗換えには「一括見積り比較サイト」がおすすめ!」をご覧ください。 

この場合、満期になる前の少なくとも2~3ヶ月前には行動を起こした方がゆとりをもって選ぶことができます。

①「一括見積もりサービス」 (詳細は、「火災保険の契約・見直し・乗換えには「一括見積り比較サイト」がおすすめ!」をご覧ください。)

建物の情報や補償の情報などを入力することで一度に複数の保険会社から火災保険の見積もりを取ることができます。各社の見積もり内容を比較してより良い火災保険を選ぶことができます。

 

   

②「最寄りの火災保険総合代理店の窓口」

時間的余裕があれば、最寄りの「保険の窓口」などに出向いて各社比較などを通して相談できます。

2.「新たな火災保険契約」へ更新する際の留意点

自分の環境変化を認識した上で、自分にあった火災保険にする意識が重要

マイホーム購入から数十年経過すると、家の状況や家族構成の変化や経済的面での生活様式、数十年前に比べて大きく変わっているかも知れません。

例えば、子育てが終わり夫婦2人世帯になりマイホームに掛ける火災保険のニーズも変わっているかも知れません。

更新の際は、「万が一火災で家を焼失した場合、現在の住環境が必要か?」などを頭において、保険の対象を建物だけにするのか、家財も対象にするか、家財も対象にするが補償額を下げるのか、家財は別の保険にするのか、狭くていいなら、保険金を下げて保険料を下げことも可能、などを検討してみることも重要です。
家財保険のみを別にして「県民共済」などに掛けることも可能)
 

但し、今の住居の再調達額が掛けられる保険金の限度額であるため、広くしたい場合は保険金の見直しはできないが、狭くていいなら保険金は下げられます。 

このため、火災保険の更新にあたり、契約内容を見直しニーズにあった適正化と損保各社比較によるてコストパーフォーマンスを高め自らにあった設定見直しが必要になります。

 

  【新たな火災保険契約に更新する際の留意点】

1)建物の評価額(保険金額)は、「時価」ではなく「新価」(再調達価額)で契約する!

火災保険の保険価額には新価と時価という2つの考え方があり、新価は、同等のものを新たに建築あるいは購入するのに必要な金額で、時価は新価から経過年数による価値の減少と使用による消耗分を除いた金額です。 

時価で契約すると、価値の減少分が差し引かれるので建て直しや再購入に十分な補償を受けられません。 

建物が古くなったので、保険金額は少なめでいいかと考えがちですが、火災保険は、あくまで、再取得価格で決めるのが原則です。

2)「家財保険」の評価額(保険金額)を見直す

家財保険を掛ける場合は、家族構成の変化やそれに伴う必要な家財を見極め、どれだけの保険金額が必要か確認して適切な金額を見直すことで保険料を帰ることができます。

3)災害リスクを勘案した補償内容にする!

自宅の建物特性や環境条件において起こる可能性の高いリスクかどうか、リスクに対する許容度はどの程度か等を総合的に勘案し万一の際にどの程度の補償が必要かなどを考えて補償内容に無駄がないようにする。

補償対象項目から必要な補償を選ぶ

下表は補償対象項目の一覧ですが、各社によって火災保険の「○○プラン」に入れたり、「自動セット項目」にしたり、追加選択できる「オプション」にしたり様々ですので洩れがないように注意する必要があります。

保険は基本何事もなければ掛け捨てなので、確率が低いものは保険料負担軽減から外したいものです。

とはいうものの万一の時も心配です。 

最後は、万一のことがあっても補償に頼らずとも対応できるか(財政基盤があるか)などで判断するしかないと思います。

補償対象項目 必要度(私見
基本補償 ①火災、落雷、破裂・爆発
②風災・雹災・雪災
③水災
④建物外部からの物体落下・飛来・衝突等 住環境で判断△
⑤漏水などによる水漏れ 住環境で判断△
⑥騒擾・集団行動等に伴う暴力行為 住環境で判断△
⑦盗難による盗取・損傷・汚損
⑧不測且突発的な事故(破損・汚損など) 住環境で判断△
費用補償 地震火災費用保険金(5%) ◎大抵自動set
⑪残存物片付け費用保険金 ◎大抵自動set
⑫水道管修理費用保険金 ◎大抵自動set
⑬損害防止費用 ◎大抵自動set
⑭臨時費用保険金 ◎大抵自動set
補償の充実 地震火災特約(地震保険の上乗せ補償) 住環境で判断○
⑯事故再発防止等費用特約 住環境で判断×
⑰携行品損害特約 住環境で判断×
⑱類焼損害特約 住環境で判断×
⑲建物電気的・機械的事故特約 住環境で判断×

4)現在加入の火災保険証に記載の「建物の種別」、「耐火構造」、「延床面積」などに増改築等で変更すべき箇所が生じていないか見直す!

これらの項目は、火災保険を掛ける際の与件項目で建物の現状から決まるものです。 

従ってこれらの項目に、以前と違ったところがないかをチェックし、変わったところがあれば申請しておかなければ、万一の際に満足な補償が受けられないばかりか、高い保険料を支払い続けることにもなりかねません。 

例えば、建物の構造を補強し耐火や耐震措置(耐火の構造級T・M・Hの変化)を講じたり、建物の一部を改築したり増築(延べ床面積の増減や住居目的以外の利用部分の有無)したりしていれば変更する必要があります。

耐火や耐震措置などは、申請により保険料が下がったりする可能性もあります。 なお、現在の契約書通で契約を済ませる保険会社もあるので注意が必要です。

5)火災保険に、地震保険を加えるかを決める

他にも、地震保険を掛けていない場合、地震保険の加入は是非必要と考えます! 

地震が起因の火災を含む全ての被害は、火災保険の対象になりません。

地震保険」のみが補償に対応できる唯一の保険となるので、火災保険に地震保険を加えることは必須のこととしておすすめします。

6)保険料を抑えるには?

火災保険料は損保各社間で差があり、複数社の比較をすることが重要

以上より今の貴方にあった火災保険、家財保険地震保険の骨格が決まれば、是非、同条件で複数社の見積もりをとって比較検討することをおすすめします。 

火災保険は、同一条件でも各社によって大きな差があるため、自宅の地域に有利な火災保険会社を見出すことが保険負担軽減に繋がります。 

なお、地震保険は各社による差はありませんので比較の必要はありません。

 

    

②新しい開催保険契約の保険期間は、できるだけ長期間が有利!

長期間ほど割安になり、また、火災保険の年々の値上がりの影響を避けることができます。

③長期契約でも月払いや年払いでなく極力全納一括払いがお得です。

 

Ⅲ.最後に

ご紹介してきましたように、気候変動による大規模自然災害や地震等の多発により、火災保険料は、年々相次ぎ値上げが実施され、また、最長保険期間も10年に短縮化されたと思いきや、さらに5年に短縮される方向にあります。 

 

火災保険は、万一の際になくてはならない補償制度ですが、負担が重くなった現在では、自分にあった相応の火災保険内容にする必要があります。 

かといって、火災保険は専門用語なども多く、難しい知識も必要になる場合があります。 

また、損保会社によって、地域による災害率の取り方も違い、同一物件同一補償内容であっても、地域によって、有利な保険会社とそうでない損保会社があることも事実です。 

従って、最終的には、どの損保会社が自分には有利であるかを確認することが重要です。 

その為には、是非、「火災保険一括見積り比較サイト」などを活用し、各社の見積り比較を見ながら、専門家と相談して、自分にあった火災保険を見定めることをおすすめします。 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

   

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相談やアドバイスが受けられない。
無理な営業電話や勧誘を受ける。
断りにくいように仕向ける。

 

○一括見積りサイトのおすすめ順位

順位 サイト名 サイト申し込み
1位 「住宅本舗」

火災保険の一括見積もり

2位 「保険の窓口インズウエブ」 火災保険一括見積もり
3位 「保険スクエアbang!」 火災保険の無料診断サービス

 

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火災保険の契約・見直し・乗換えには「一括見積り比較サイト」がおすすめ!

火災保険は、自分で納得して決める時代に! 

気候変動に伴う大規模自然災害の多発から火災保険料の値上げが相次ぎ、最長保険期間の短縮化と相まって家計を圧迫する存在になっています。

   

このような中で、何も起きなければ掛け捨てとなる火災保険は、今まで以上にリスクを見極め自分の状況にあった火災保険にしていく必要があります。 

自分で決めるには、「火災保険一括見積りサイト」の活用が必要! 

火災保険は、万一に備えて十分であるか、無駄がないか、他社に比して割高な保険料を支払っていないかなど、自分で納得して決めなければなりません。 

火災保険料は、各社によってリスクの捉え方や料率の取り方の違いなどにより同一地域で同一物件であっても保険料には差があります。 

このため、自分にあった補償内容や補償額を見極めると同時に、保険料のコストパーフォーマンスを高めるためには、複数損保会社の商品を比較することが不可欠となります。 

当記事では、比較分析を容易に可能にしてくれる「火災保険一括見積りサイト」の活用メリットとおすすめサイトをご紹介します。

 

 

Ⅰ.自分で納得できる火災保険を選ぶには

1.勧められるままの加入から自分で選ぶ時代へ

一昔前は、国の住宅政策と相まって火災保険は、住宅金融公庫融資の付保条件となるなどから極めて安い保険料であったため、勧められるままの加入で良かったといえます。

しかし、火災保険は、自然災害多発などを受けた相次ぐ火災保険料値上げと保険期間の短縮化により家計を大きく圧迫する存在となった今、リスクを見極めて、自分にあった火災保険にしていく必要があります。 

そのためには、火災保険は、万一に備えて十分であるか、無駄がないか、他社に比して割高な保険料を支払っていないかなど、自分で納得して決める時代なっています。

2.自分で選ぶには「総合代理店(店頭)」か「一括見積りサイト(Web)」の活用が不可欠!

一昔前は、保険の窓口は、関係ある「損保会社かその代理店」であれば良かったと言えます。 

しかし、2010年1月の法改正に伴い、損保各社の火災保険は、法改正の範囲の中で様々な独自の見直しが行われ、建物・補償内容及び地域が同じ物件であっても、火災保険料は、保険会社の料率の違いにより大きな差がでるようになりました。 

従って、納得して火災保険を選ぶためには、損保会社間の比較をして選ぶことが必要となります。 

このため、いくつかの損保代理店となっている「※総合代理店(店頭)」の窓口か、いくつかの損保の代理店の窓口となる「一括見積もりサイト」(WEB)を利用することが必要になります。 

※「総合代理店」とは、複数の損保会社の代理店となっている店頭窓口のことです。)

3.「総合代理店(店頭)」より「一括見積りサイト」の方が比較吟味に便利!

同一建物・同一補償・同一地域の物件でも損保会社によって保険料等において大きな差があるため、複数損保が比較できる「総合代理店窓口(店頭)」か、「一括見積りサイト」を通して、保険選びを勧める必要があります。 

しかし、店頭の場合、アポイントをとったり、出かける手間がかかること、また、相談にも時間がかかる上、ややもすると、店サイドのおすすめ商品に偏りがちになることや、対面であることから断りにくい等の面があります。 

一方、「一括見積り」の場合は、同条件で見積りを依頼した上で、資料が揃うで、どの損保が有利であるかがはじめから判断がつきやすく、その上で、より自分に合った商品を相談しながら追求できます。 

従って、まずは、「一括見積りサイト」の方で検討されることをおすすめします! 

それで納得のゆく保険商品がみつからなければ店頭にご相談されるといいと思います。 

「一括見積もりサイト」の場合は、最初から基本的に同条件での比較なので、比較がしやすく、落ち着いて判断できるし、相談もしやすいと考えます。 

【「総合代理店窓口」のデメリット】

・出向いて相談するため、時間的制約がある。 (「一括見積もり」の場合、対面する手間が省ける)

・見積を出すのに時間がかかる為、複数社の見積もりを依頼すると時間がかかる上、煩わせることに気を遣う。

・窓口によっては贔屓の損保が合ったりで窓口の意向が反映された推薦になる。 その上、窓口で勧められると断りにくい面がある。 (「一括見積もり」の場合は、相談の上ですすめられた商品であっても対面でないので断りやすい) 

・総合代理店窓口では、同条件での比較表は時間がかかる。 (「一括見積もり」の場合は、複数社からの見積書が同時に手に入る)

4.「一括見積りサイト」の利用方法

1)主な「一括見積りサイト」

ネットで「火災保険比較サイト」を検索すると、沢山のサイト名を目にしますが、利用実績が多く、サイト運営者がしっかりしているサイトは、以下の6社と言えます。

運営社 サイト名
住宅本舗 火災保険の一括見積もり
保険の窓口インズウェブ 火災保険一括見積もり
保険スクエアbang! 火災保険を無料で見直す
カンタン火災保険 火災保険比較一括
i保険 保険比較サイト『i保険』
価格.com 価格.com

2)サイト申し込みから契約の申し込みまでの利用の流れ

サイトによって多少の違いはありますが、基本的にはこの流れで加入する火災保険を選びます

それぞれの手順でのポイントについて解説してきます。

step1.見積り見積り依頼(入力)をする

まず、いずれかの「火災保険一括見積りサイト」にアクセスし、手元の情報を元に「物件情報・補償内容・申込者情報」を入力して、申し込みボタンを押せば一括見積りが完了します。

すべての情報が揃っていれば3分程度で終わります。

事前準備する書類や事前に決めておく事項は以下の通り。 

なお、現在加入中で更新や見直しをする場合は、現在加入中の火災保険証書を手元におきましょう。 

[準備資料] 

①建築確認申請書や建設(設計)住宅性能評価書など 

②補償内容(水災補償・家財保険など)や地震保険の加入有無 

③保険契約期間(保証開始日を含む)

step2.複数の見積もりが届く

保険会社や保険代理店が見積書を作成し、火災保険比較サイトがまとめて送ってきます。

なかには、それぞれ個別に送られてくるケースもあります。 

保険代理店がサイトを運営している場合には窓口が1本化されてきます。

従って、保険代理店が運営しているサイトがおすすめです。

step3.比較検討する

届いた見積書などを元に、補償内容や付帯サービス、保険料などを比較検討を行い、自分に最適な火災保険を選びます。 

サイトによっては、専門家が相談に乗ってくれるので、自分で比較検討が難しい場合は安心できます。

従って、相談できるサイトを選びましょう。

step4.火災保険を申し込む

納得いく内容になれば、加入申し込みを行います。

2)「一括見積り」の申し込み方法(住宅本舗の例)

住宅本舗の例をご紹介します。大抵は、同様の方法、記入内容なので参考に願います。

手順1.まず「住宅本舗の見積もりサービス」サイトにアクセス

まず、「住宅本舗の見積もりサービス」サイトにアクセスすると、下の「無料一括見積もりスタート」ボタンが表示されるので、クリックします。

 

手順2.アンケート(見積りに必要な事項の記入)

すると、「アンケートにお答えください」とメッセージがでます。 

以下、見積もりに必要な事項についてチェックや記入を求められます。

[建物について]火災保険の対象となる家屋の状況
①対象の建物について選択
②建物の都道府県を選択
③物件の市区郡を選択
④建物の種類を選択
⑤建物の構造を選択
⑥耐火区分を選択
⑦建物の設備を選択(複数可):火災保険料から最大20%割引!

⑧延床面積を入力 (半角数字)※小数点第2位まで入力可能です。

⑨建物の完成(予定)年月を入力 年 
 
[補償について](補償内容)
①補償内容は、申し込む保険の大まかな希望のことで保険の知識がなくとも大丈夫です。不明な場合は、ナビに従い「0」「わからない」と入力するだけでOKです。 下記の内容に回答すると、より希望に近い保険商品が見つかりやすくなります。 ただし、入力は任意です。わからない場合は、飛ばすことができます。
②ご希望の補償開始日を選択
③保険期間を選択 ※保険期間は最長10年となります。(2015年10月1日 火災保険の改定)
地震保険のご希望を選択
⑤耐震構造(等級)を選択
⑥建物の保険金額入力 わからない場合は、「0」とご入力下さい。 万円
家財保険を希望しますか? (建物内の家具・家電等の補償)
家財保険金額 万円 ※ご加入中の火災保険がある場合には保険証券に記載されています。 ※10万円以上の入力をお願いいたします。
⑨水災補償を希望しますか? (洪水、土砂崩れ、高潮による災害への補償)
⑩破損・汚損への補償を希望しますか?
⑪保険証券・見積もり内容の添付  
[お客様情報]

 

Ⅱ.「火災保険一括見積りサイト」のおすすめ3選

○おすすめは「住宅本舗」「保険の窓口」「保険スクエア」です! 

ネットで検索すると、「火災保険の一括見積りサイト」はたくさん出てきますが、利用実績が多く、利用者の評価が高い5サイトの中から、下記の「選ぶ基準」に合致する3社、「住宅本舗」「保険の窓口インズウェブ」「保険スクエアbang!」をおすすめします。

おすすめサイトを選ぶ基準
右の事項に合致すること (求めたいこと) ・カンタン記入で見積り依頼ができる。
数多くの損保会社の比較ができる。
・複数社の見積りでも連絡窓口は一本化されている。
・何度でも相談やアドバイスが受けられる
無料で利用できる。
右の事項に合致しないこと(避けたいこと) ・見積りが届くのが遅く、契約まで時間(日数)がかかる。
・見積りだけ届き連絡が来ない。
いくつもの損保会社から連絡がくる。
相談やアドバイスが受けられない。
無理な営業電話や勧誘を受ける。
断りにくいように仕向ける。

○一括見積りサイトのおすすめ順位

順位 サイト名 サイト申し込み
1位 「住宅本舗」

火災保険の一括見積もり

2位 「保険の窓口インズウエブ」 火災保険一括見積もり
3位 「保険スクエアbang!」 火災保険を無料で見直す

1位:「住宅本舗の火災保険一括見積もりサービス」

「住宅本舗」は、東京海上三井住友海上など、国内16社の保険商品を一括で見積もれるウェブサイトです。 保険会社から、自分に合った保険商品の見積もりを「無料」で取ることができるので、自分にあった保険を見つけることができます。 住宅本舗は、無料で見積もれるので「まず先に保険料だけ知っておきたい」という人にもおすすです!

見積もり比較対象損保は大手16社

住宅本舗の特徴

「住宅本舗の火災保険一括見積もりサービス」は、サービス開始から8周年を迎え、 利用者数5万人を突破した 比較サービスです。 取り扱い保険会社数は、大手16社と業界トップ級なので、多くの損保会社間比較が可能です。 一度の入力で【最大16社】の保険会社の中から、お客様に最適な保険のお見積りが可能になっています。【たった3分】の入力をすることで、比較検討の上、ぴったりな火災保険を選ぶことができます。 ひとつの代理店が全ての保険会社の窓口になってくれるので、火災保険専門のプロの手によって、数ある保険会社からオススメのプランをピックアップして紹介してもらえます。 住宅ローン審査の一括申込も扱っているので、新規取得する方からの需要が高いです。 火災保険のプロがプラン選定の手厚いサポートをしてくれるので、長期契約中の保険の見直し相談にも最適な火災保険一括見積サービスです。 解約返戻金を含めて適切な切り替え時期の提示をしてくれるので、今すぐ契約するつもりではなく、いつ切り替えるのがお得なのか確認したい人も気軽に相談できます。 見積書の作成は、保険プランナーが 【親切・丁寧】な対応いたします。 相談しながらプランニングすることで同様の保険料で補償内容が充実したり、不要な補償を外すことで保険料を大幅に減らすことが可能です! 無理な営業電話や勧誘は一切しません!

火災・地震保険一括見積もりの3つのポイント

③に記載のように、見積もりや相談をしたからといって必ず契約する必要はありません。従って、無理な営業電話や勧誘は一切ありません!

「住宅本舗」に見積もりを申し込む⇒<火災保険の一括見積もり

 

2位:「保険の窓口インズウェブの見積もりサービス」

見積もり比較対象損保

保険の窓口インズウェブの特徴

「保険の窓口インズウェブ」に見積りを申し込む⇒「火災保険一括見積もり

 

3位:「保険スクエアbang!の無料診断サービス」

見積もり比較対象損保

保険スクエアbang!の特徴

「インズウェブ」に見積もりを申し込む⇒「火災保険を無料で見直す

Ⅲ.最後に

火災保険は、とても複雑で、専門知識を持たない方には、自分にあった保険を選ぶのは容易ではありません。 

また、各社各様の商品がある中で、自分に有利な火災保険を選ぶにも各社の資料がなければ判断のつけようがありません。 

かといって、いくつかの代理店となっている「総合代理店の店頭窓口」に行けば、各社比較ができますが、店頭に出向くのに時間的制約があり、また、商品選びも、店側の意向が入りがちとなります。

なによりも、断りにくい面があります。 

それらを勘案すると、インターネット経由で簡単に見積り依頼をするだけで、各社の見積りが入手でき各社比較ができるばかりでなく、サイトによっては、懇切丁寧な専門家のアドバイスを受けることができます。 

是非、これから、新規に火災保険加入を考えている方や、現在加入中の火災保険の見直しをしてみたい方や、他社と比較して良ければ乗り換えたいと考えられてる方は、「一括見積りサイト」をご活用してみてください! 

火災保険料の高騰化の中で自分にあった最適な火災保険を選ぶことが重要となっています。 

最後までお読みいただきありがとうございました。

ーーーーーーーーーーー 完 ーーーーーーーーーーーー
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