せいちゃんのブログ

雑記ブログとして日々の出来事、風潮、自己体験をもとに防犯や詐欺対策、リフォーム、年金問題、株投資などについての有益情報と考えたことをご紹介していきたい。

低位株カイオム推奨理由①11本もの抗体創薬開発が開花に向け進展中!

株価低迷のカイオム、11本もの創薬パイプラインの開花期が近い今が買い場か?

 

 

目  次

・低位株はテンバガー株の宝庫?

・今回は、抗体医薬開発の「カイオム」をご紹介します

・カイオムの会社概要と株価推移

  1.カイオムの成り立ちと事業形態

  2.株価推移と現在位置

  3.独自開発ADLibを含む高レベル抗体作製技術群と周辺技術を所有

  4.アンメット(未だ有効な治療法がない膵臓がん・肺がん・アルツハイマー病・糖尿病合併症

     ・筋萎縮性側索硬化症等)抗体医薬の創薬が柱

・カイオム株推奨理由

  【推奨理由第一】抗体医薬は、今後ますます様々な疾患分野への拡大展開が続く

  【推奨理由の第二】異色のパイプライン(新薬候補)数と進展進むパイプラインの多さに期待!

  【推奨理由第三】全てのパイプラインの特許を世界(日本、米国、欧州、中国等)で着実に取得済み

  【推奨理由第四】創薬及び創薬支援事業を通じていくつかの有力製薬会社大手及び大学や研究機関とのパイプができている。

  【推奨理由第五】大手製薬会社とのスポンサー的提携話(或いは買収?)が舞い込む可能性がある

 【推奨理由第六】資金繰りに問題はなく株価の底値鍛錬も十分であるため、長期的に底値拾いのスタンスで急騰を待つのもローリスク・ハイリターン投資に繋がると思われる!

・最後に:低位株カイオムの投資戦略は、小額底値拾いの長期戦略で!

 

低位株はテンバガー株の宝庫?

  株価が10倍に大化けした銘柄のことをテンバガー株といいますが、低位株はまさにテンバガー銘柄の宝庫と思われます。

 

特に、新型コロナ禍以降、医薬品業界への投資家の関心がにわかに高まり、数多くのバイオベンチャー企業の株価が急騰しました。

 

新型コロナ医薬関連 コロナワクチン開発・アンジェス(400円→2500円)
創薬ベンチャーナノキャリア(200円→750円)
大阪大学発バイオベンチャー・ステムリム(300円→1300円)
東大医科研発ベンチャー・テラ(100円→2200円)
医薬品メーカー・イワキ(350円→600円)
筑波大発ベンチャー・CYBERDYNE(330円→800円)

 

  現在、上場医薬系ベンチャー企業は38社あり、その内、7社が200以上500円未満の低位株に位置しています。  

 

銘柄名と銘柄コード  11/6株価円 PER PBR
カイオム・バイオサイエンス(4583)  224 - 3.1
デ・ウエスタン・セラピテクス研究所(4576)  323 - 6.5
トランスジェニック(2342)  359 52.0 1.4
シンバイオ製薬(4582)  361 - 2.4
ナノキャリア(4571)  370 - 2.8
リプロセル(4978)  374 - 4.4
スリー・ディー・マトリックス(7777)  400 - 222.2

 

  今後も、医薬系ベンチャー企業への投資家の注目は続くと思われますので、急成長が期待できそうな低位株を、有望と考える理由を付してご紹介していきたいと考えます。

 

なお、投資判断は自己責任でお願いします。  

 

今回は、抗体医薬開発の「カイオム」をご紹介します

  カイオムは、「抗体医薬開発」に特化したバイオ・ベンチャー企業です。

 

抗体医薬とは、簡単に言うと、 私たちの身体は、どんな異物が侵入してきても、その特定の異物にある抗原(目印)と結合して体外へ除去する働きをするピッタリの抗体(免疫グロブリンというタンパク質)を作ることができます。

 

この抗体は、特定の抗原のみと結合する性質をもっているので、他の正常な細胞には害は与えません。

 

この特定の抗体を作製して医薬品にすることを抗体医薬といい、外部で薬品として作りだされたものが抗体医薬品となります。

 

カイオムの会社概要と株価推移

  まずは、カイオムについてご紹介します。  

1.カイオムの成り立ちと事業形態

  国立理化学研究所で発明されたの抗体作製基盤技術「ADLibシステム」の実用化を目的として2005年に設立された創薬ベンチャー企業で、2011年12月に東証マザーズに上場されました。

 

 「医療のアンメットニーズに創薬の光を」を掲げ、現状では有効な治療法がない、あるいは有効度が低い疾患に有効な抗体医薬品の創出に取り組むことを経営理念にしている。

 

2005年の設立以来ADLibシステムの技術導出(ライセンス供与)を中心的なビジネスモデルと位置づけ、どちらかというと収入に直結する創薬支援に重きを置いた経営になっていたが、創薬事業の研究開発費という先行投資負担が重く業績低迷が続いた。

 

このため、2017年2月に経営陣の刷新が行われ、創薬開発に軸足を置くビジネスに大きく舵をきりました。

 

爾来、革新的抗体作製技術「ADLibシステム」をベースに、治療薬や診断薬などの抗体医薬品を創出する「創薬事業」と、抗体作製技術等を用いて製薬企業や診断薬企業、大学等の創薬研究を支援する「創薬支援事業」の両輪経営を基軸に事業運営を行っている。

 

しかし、現状は、創薬事業は先行投資型ビジネスになるため、創薬事業の研究開発費を創薬支援事業で補うという構図になっている。

 

そして、創薬事業は、パイプライン(医療用医薬品候補化合物、新薬候補)の拡充と早期の導出、創薬支援事業は、取引先及び既存取引先との取引拡充に注力しており、現在の新型コロナウイルスの抗体作製受託なども行っている。

 

2.株価推移と現在位置

  2011年12月上場後しばらくは300円を挟む小動きを続けていましたが、2012年9月に、俄かに脚光を浴び13年1月には一挙に5000円まで急騰する人気を博しました。

 

しかし、当然ながら、医薬品はそう簡単に創薬が商品化できるものでなく新薬候補の選定に関わる研究開発から臨床試験を経て商品化まで最低でも10年はかかるとされており、この間の創薬研究費を稼ぎ出すべき創薬支援事業においても、すぐには顧客開拓ができるものではなく、早期黒字化もなかなか実現できず、結果として株価は大きく下降していくことになりました。

 

この間、創薬支援事業では、中外製薬、Chugai Pharmabody Research Pte. Ltdの外にも新日本科学、田辺三菱製薬及びTanabe Research U.S.A、小野薬品、協和キリン、富士レビオ等といった超優良企業との繋がりも着実に拡大したが、創薬研究開発の先行負担を賄うには至らず赤字経営は現在も続いている。

 

結果して、株価は、5000円から500円近辺に下降し、さらに300円へ、最近では3月11日の通期決算見通しを受け急落し3月13日には151円をつけた。

 

その後、コロナ関連の思惑で再度注目を受けて500円近辺まで買われる場面もあったが、今は再度、200円台に逆戻りとなっている。

 

   【上場以来の株価推移】    

 

3.独自開発ADLibを含む高レベル抗体作製技術群と周辺技術を所有

  カイオムは、抗体医薬品を作り出す為に必要な抗体作製技術として、理化研で発明された独自の抗体作製技術「ADLibシステム」のほか、「ハイブリドーマ法」やマウスやニワトリを用いた「B Cell Cloning」などの複数の抗体作製技術のほか、抗体作製に関連した技術「多重特異性抗体作製技術(Tribody)」や「抗体の親和性向上技術」などの抗体エンジニアリング技術、たんぱく質調整技術を保有しています。

 

特に、「ADLibシステム」は、カイオムしか持っていない技術で、「抗原があれば10日前後の短期間でヒトIgG抗体が作製できる画期的な技術」です。

 

カイオムは、これらの技術を駆使し、「体内に侵入する細菌やウイルスなどの抗原を排除するために作られる抗体の正体を特定して医薬品として利用できるようにする」抗体医薬開発会社です。  

 

4.アンメット(未だ有効な治療法がない膵臓がん・肺がん・アルツハイマー病・糖尿病  合併症・筋萎縮性側索硬化症等)抗体医薬の創薬が柱

カイオムは、未だ有効な治療法が確立されていない膵臓がん・肺がん・アルツハイマー病・糖尿病合併症・筋萎縮性側索硬化症等に対する抗体医薬品の創薬を事業の中心に据えています。

 

従来の抗がん剤は、正常な細胞まで作用して副作用を起こすものが多く、がん治療には使用しづらい面がありましたが、抗体医薬品は、抗原のみをピンポイントで狙い撃ちできる画期的な治療薬であるため様々な疾病の抗体の発見と抗体薬の開発研究が進められようとしています。  

 

カイオム株推奨理由

  抗体医薬分野で独自技術を持ち永年の大学や研究機関とも太いパイプを有し、また多数の優良薬品メーカーとも強固な関係を築いているカイオムが、現在、11本ものパイプラインを持ち永年の研究開発の果実がそろそろ収穫できそうな進捗状態になってきています。

 

このような状況を鑑み、パイプラインが遠くない時期に開花するものと考えカイオムを低位株の成長株として推奨します。

 

以下、推奨理由を上げます。次回にも、なお推奨理由等に触れていきたいと考えています。  

【推奨理由第一】抗体医薬は、今後ますます様々な疾患分野への拡大展開が続く

  この他に、抗体医薬は、リウマチ、ぜんそくなどのアレルギーなどにも使われています。

 

抗体医薬は、バイオ医薬品の牽引役としてオブジーボ、ADC(抗体複合体)、バイスペシフィック抗体などの多価抗体へとさらに有用性を高めた抗体医薬開発が進められ拡大が続いていくと見込まれています。

 

私は、抗体医薬分野で独自技術を持ち大学等各研究機関とも太いパイプを有するカイオムから、近々世界に注目を浴びるカイオム発抗体医薬が生まれると感じています。

 

従って、低位株の成長株として抗体医薬の創薬事業及び創薬支援事業を展開する「カイオム」を推奨します。  

 

【推奨理由の第二】異色のパイプライン(新薬候補)数と進展進むパイプラインの多さに期待!

  医薬品ベンチャー企業の中には、事業収入がまだ見込めない研究開発段階ではあまり多くのパイプライン(新薬候補)を持てずにいたため、それがうまくいかなくなった途端に事業継続の屋台骨を失い失脚するところ(アキュセラ等何社かが上場廃止となりました)もありました。

 

しかし、カイオムには現在、11本ものパイプラインが並行して研究開発が進められていて、1本は臨床試験入り、1本は臨床試験申請済み、3本は前臨床の終盤期に、6本は前臨床に向けて創薬研究終盤期入り、と異色の同時進行パイプライン数を持ち、しかも、いずれもが導出間近の段階に着実に歩を進めているという事実です!     ※パイプライン(新薬候補)」とは、研究開発の段階から、臨床試験(治験)を経て、医薬品として販売されるまでの「医薬品候補物質」のことを言います。  

 

【推奨理由第三】全てのパイプラインの特許を世界(日本、米国、欧州、中国等)で着実に取得済み

  カイオムは、既に2017年9月にスイスのADC Ther apeutics社に「ADCT-701」(ヒト化抗DLK-1モノクロ―ナル抗体の薬物複合体)を導出していますが、世界での特許を取得しているため、ADCT社への導出条件は、「ADC抗体開発用途を限定」して全世界における独占的な供給権付開発・製造・販売権を許諾しする契約内容で締結できています。

 

従って、ADCT社で「ADCT-701」を使って開発用途でない使用をする場合には、再度契約が必要で、その際は再度一時金やマイルストーン、ロイヤリティーが得られることになります。

 

ベンチャー企業にとって最大の収入源はこれらであり、そのためには、特許権の確立が非常に重要なものとなります。

 

従って、カイオムでは、時々特許取得の開示がありますが、これはベンチャー企業にとっては大変重要な将来の特許権使用料(一時金、マイルストーン、ロイヤリティー等)の収入根拠となります。

 

 【補足】スイス ADCT社への導出品「ADCT-701(ヒト化抗DLK-1モノクロ―ナル抗体の薬物複合体)」は、がん細胞の表面に発現するたんぱく質DLK-1」を攻撃するADC抗体で、2017年9月にスイスの「ADC Ther apeutics社」へ導出し、2019年11月に「新薬臨床試験開始申請」に必要な毒性試験が終了、ADC T社では前臨床の最終段階が順調にいき、2020年移行の治験申請を見込んでいる。

  

【推奨理由第四】創薬及び創薬支援事業を通じていくつかの有力製薬会社大手及び大学や研究機関とのパイプができている。

  カイオムは、創業以来の研究開発を通じて大学や研究機関とのネットワークができており、又、創薬支援活動を通じて、中外製薬、Chugai Pharmabody Research Pte. Ltdの外にも新日本科学、田辺三菱製薬及びTanabe Research U.S.A、小野薬品、協和キリン、富士レビオ等とも太いパイプが構築されています。

 

特に、創薬のターゲットである新しい抗原を外部の大学や研究機関から獲得しているが、これを可能にしているのは、同社の研究員(半数以上が博士号保有者)や専門職員による強力なネットワークが構築されているからです。

 

このため、各関係先との共同研究等でアンメットニーズに対する抗体医薬の可能性があれば疾患領域を限定せず早期の段階から抗体作製に取り組むことが可能であります。

 

また、新薬開発(創薬)には、「シーズを提供するアカデミア」と「製品化を目指すメガ・ファーマ」をつなぐバイオベンチャーの役割が大変重要となっているが、カイオムは、抗体開発候補品創出能力の高さを武器にこの役割になくてはならないポジションを確保しつつあります。

 

【推奨理由第五】大手製薬会社とのスポンサー的提携話(或いは買収?)が舞い込む可能性がある

  製薬業界では、1990年前後に開発された大型医薬品の特許切れなどから、後発薬による売上減少をカバーする必要に迫られたが、社内での新薬開発では間に合わず、外部からの技術導入や、従来有効な治療法のなかった疾患(アンメット・メディカル・ニーズ)領域へ重点を移すなどの必要が生じ、ベンチャーが得意とする抗がん剤などのバイオ医薬品の分野の取り込みから、バイオベンチャーとの提携や買収が積極的に行われてきました。

 

今後も、この動きは加速されていくものと思われ、優秀な技術力や特許を保有するカイオムはその対象になる可能性は高いと思われる。

  

【推奨理由第六】資金繰りに問題はなく株価の底値鍛錬も十分であるため、長期的に底値拾いのスタンスで急騰を待つのもローリスク・ハイリターン投資に繋がると思われる!

   

最後に:低位株カイオムの投資戦略は、小額底値拾いの長期戦略で!

  以上より、カイオムは漸く抗体医薬ベンチャーとして創薬開花期が近いことを感じます。

 

パイプラインの一つが花開けば、カイオムの業態変貌が期待されます。

 

カイオムではそのための布石を着々と打ってきており、しかも一輪の花(パイプライン)ではなく11輪の花(パイプライン)が並行して研究開発が進められ、漸く、順次開花していく実りの秋が訪れようとしています。

 

私は、カイオムがテンバガー銘柄の1つになることを信じて、この安い底値圏で下がれば買う投資スタイルで少しずつ拾っていこうと取り組んでいます。

 

皆さんも、推奨理由等に共感いただければカイオムへの投資を考えてみられてはどうでしょうか?

 

なお、低位株の投資における留意点については「低位株お宝探し①|銘柄選びは会社を良く知り小額長期投資を基本に!」をご覧ください。

 

また、投資に当たっては自己責任でお願いします。

 

今回の私の推奨が皆さんの資産形成に役立ては大変幸せです。  

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