せいちゃんのブログ

雑記ブログとして日々の出来事、風潮、自己体験をもとに防犯や詐欺対策、リフォーム、年金問題、株投資などについての有益情報と考えたことをご紹介していきたい。

米国、非常事態でレムデシビル異例の超速承認、遅い日本の承認作業!

 

米国、人命第一からコロナ治療に可能性あるレムデシビルを異例のスピードで承認!

安倍首相が先日の国会答弁で、米国の未承認薬レムデシビルが5月にも米国で承認され、日本でも5月中には特例承認することになるだろうと発言。

日本では、抗ウイルス薬として承認されているアビガンが、コロナに対する有効性について臨床経過良好の評価が相次ぎ早期投薬の為の正式承認を待ちわびている中での発言であっただけに、どうして外国薬が先なのかとあまりの唐突感を感じざるを得なかった。

私には、治療薬承認の仕組みがよくわからないが、世界で承認されないと日本は、国内薬を承認できないということなのか?と疑問に思ってしまいます。

そんな矢先に、本日、「米国はレムデシビルを特例承認して投与を開始するとトランプ大統領が明言」と下記内容でブルームバーグが報道。

ギリアドの抗ウイルス薬、FDAが緊急使用を許可-トランプ大統領

2020/05/02 05:14(ブルームバーグ):

米食品医薬品局(FDA)は新型コロナウイルス感染症(COVID19)治療薬の候補とされる米ギリアド・サイエンシズの抗ウイルス薬レムデシビルに緊急使用許可(EUA)を与えた

トランプ米大統領が1日、ホワイトハウスで記者団に明らかにした。

それにしても米国のコロナ治療薬承認のスピードには、国家の非常事態認識の高さと断固として戦う行動力には敬意を表したくなります。

一方、中国ではレムデシビルに否定的、アビガンを肯定する論評が!

一方、レムデシビルの効果に中国では疑問符の論評がでています。

「レムデシビル」中国は“効果確認できず”2020.05.01 19:57

新型コロナウイルスの治療薬として期待される「レムデシビル」について、アメリカでは前向きな臨床試験の結果が発表されていますが、中国の研究チームはこのほど、効果を確認出来なかったとの論文を発表しました。

これは、中国の医療チームがイギリスの医学雑誌に発表したものです。

中国・湖北省の病院で、およそ230人の患者を対象にレムデシビルの臨床試験を行ったところ、「統計的に有意な治療効果は確認出来なかった」ということです。

かたや、中国では、「アビガンが治療効果を発揮した」と論評されています。(後日、掲載文が削除されましたが。)

米国の非常事態時の対応力、行動力は高く評価される!

しかし、アメリカのこのコロナ治療薬の異例のスピード対応は、恐怖の中で病魔と闘い日々尊い命が失われていく事態に対して生きる可能性をもたらす人命第一の勇断だと評したい。

対処療法でしか治療が受けられず失われていく命を何としても救いたい!そういうことで英断と考えます。

日本の政府に求められるのは、専門家集団任せでない非常時対応姿勢ではないでしょうか?

普段時のじっくり構えて政策を進めていく場合は、専門家委員会なるものの意見を尊重して進めていくやり方は、間違いを少なくしていく上で重要。

しかし、今回のような非常事態には、緊急を要する決断が必要な場合が当然生じます。

既存のルールの枠組みを踏襲していたのでは救える命も救えず、徒に日々亡くなられる方を放置していることになってしまいます。今日も明日も・・・・

中国が動き出したのは、治療薬があるからではないでしょうか?

「中国では、既に人の動きが以前の状態に戻りつつありコロナ危機を脱した様相を呈してきている」との報道があります。

当然、中国当局は、再燃しないように最大限の警戒態勢を取りつつであることは間違いありませんが、そこには、アビガンの効果があったからと言えるのではないでしょうか?

コロナの治療薬があるという自信がなければ、世界中がまだコロナの蔓延にうろたえ封鎖を強めている中で、逆流の可能性も考えると、中国当局は、そう簡単に行動制限を解除して通常の生活に戻すことができるとは考えにくいと思われます。

新たな感染者が発生しても「アビガンという治療薬があるから恐るに足りぬ」ということで動き始めることができたのではないでしょうか?

コロナ治療薬の出現が世界を救い、普段を取り戻せる最短の道であることは間違いない!

いずれにしても、コロナ治療薬の出現は、コロナへの恐怖から解放される糸口となることは、間違いないと思われます。

そのためには、日本政府も、米国に見習い早期のコロナ治療薬の承認と投薬の実現に取り組んでもらいたいものです。

 

下記の関連記事もご覧いただければ幸いです。