せいちゃんのブログ

雑記ブログとして日々の出来事、風潮、自己体験をもとに防犯や詐欺対策、リフォーム、年金問題、株投資などについての有益情報と考えたことをご紹介していきたい。

GMOあおぞらネット銀行・イオン銀行を騙る詐欺メール横行、注意喚起を!

GMOあおぞらネット銀行やイオン銀行を騙る詐欺メールが急増中!

 

詐欺メールは、ユーザーIDやパスワード、暗証番号、本人確認情報を入力させ、現金詐取のための情報を盗み取ろうとするものです。

 

フィッシング詐欺で騙られるブランドの上位」(詐欺ウォール調べ)

三井住友カード(Vpass含む)、メルカリ、au、Amazon、JCB、 NTTdocomo、ApplelD、楽天、三菱UFJ二コス、 BIGLOBE、エムアイカード、VJA 等

 

詐欺の犠牲者を増やさないため、詐欺の手口と注意点をご紹介しています。

 

  迷惑メール

Ⅰ.GMOあおぞらネット銀行やイオン銀行を騙る詐欺メールが横行!

1.詐欺メールの内容(本文)

以下は、GMOあおぞらネット銀行とイオン銀行の詐欺メールの実例です。 

GMOあおぞらネット銀行を騙る詐欺メール】

情報確認と偽って個人情報を記入させ盗み取ろうとするものです。 

利用制限を掛けると脅して、なかほどのURLにアクセスさせるのが手口です。

   

 

イオン銀行を騙る詐欺メール】 

情報確認と偽って個人情報を記入させ盗み取ろうとするものです。 

利用制限を掛けると脅して、なかほどのURLにアクセスさせるのが手口です。 

   

 

身に覚えがないことを言うためにアクセスしようものなら、その瞬間から餌食になります。そうさせるのが目的なのです!

2.それぞれの銀行の注意喚起

GMOあおぞらネット銀行の注意喚起メッセージ】

    お知らせ 2022/09/02           GMOあおぞらネット銀行

  1. 偽サイトが当社サイトのURL*とは異なるURLへ誘導されることが確認されています。 当社のURLは、「 https://gmo-aozora.com/ 」で、偽サイトは、1文字抜けていたり、「r」が「l」になっているなど、偽装されています。

  2. 当社のメールアドレスのドメインは、次の通りです。
    「●●●@bank.gmo-aozora.com 」 「●●●@gmo-aozora.com

  3. メールに記載されたURLやリンクボタンからは、情報を入力しないでください。

  4. 携帯電話のショートメッセージ機能(SMS)を利用して、偽サイトへ誘導する手口も報告されています。 当社からSMSをお送りすることはありませんので、もし受け取られてもアクションを起こさないでください。

  5. 当社のスマートフォン用「銀行取引アプリ」、「銀行認証アプリ」は、Apple StoreもしくはGoogle Playからダウンロードし、その他から入手できるアプリは使用しないでください。

  6. 当社サイト(https://gmo-aozora.com/)をパソコンやスマートフォンのブラウザで、ブックマーク(お気に入り)登録し、そちらからアクセスされることをお勧めします。

万が一、金融犯罪の被害に遭われるようなことがあれば、早急に警察へご相談ください。当社でも、警察等関係機関からの照会に対して情報提供などを行い捜査に協力してまいります。
GMOあおぞらネット銀行 カスタマーセンター
受付時間:平日9:00~16:00 0120-579-835 ※携帯電話・IP電話からは、03-6387-3213

 

イオン銀行

イオン銀行を名乗る不審なSMS(ショートメール)、Eメール等にご注意ください               
                    2022年6月22日 イオン銀行


「口座やカードが不正に使用されているため一時凍結します。
「至急、次のページで取引内容を確認してください」や、「セキュリティ強化のためお客さま情報を確認しています。情報を入力しないと今後の利用に支障をきたします。」

などして、お客さまを不安にさせるような内容の電子メールやSMS、チャットを送ってきます。

◎当行からお客さまに対し、SMS(ショートメール)やメール・LINE等で、銀行口座のご利用停止等異常な取引・ご利用の確認に関するお知らせ等を送信することはございません。
必ず電話で連絡いたします。
 

Ⅱ.フィッシング詐欺メール対策

詐欺メールの被害に遭わない為には、以下のように対処しましょう!

1.送られたメールにあるURLにはアクセスしない!

メール上のURLにアクセスさせ、口座情報などの個人情報を詐取するやり方は、典型的な詐欺の手法です。 

 

従って、このようなメール上のURL等にアクセスを求めるメールは、全て詐欺と見て、決して、アクセスしないのが鉄則です! 

 

銀行や大手通販は、本人宛のメールで個人情報の入力や確認入力を求めることはないと明言しています。 

 

心配なら、別途、銀行や通販サイトログイン画面からログインして、確認しましょう!

2.本物そっくりの差出名やアドレスに惑わされない!

差出人の名称やロゴ、及びアドレスが本物とそっくりであれば、本物と信用しがちになります。

 

しかし、メールの差出名やアドレスは、下記の通り何とでも作れるものであることを知っておく必要があります。

 

⦿「メールの差出人アドレスは何とでも書けるもの」

メール送受信の仕組みは、メール本文とそれを配達する封筒から成り立っています。

メールが配信されるのは封筒に記載の送信者メールアドレスと宛先メールアドレスに基づき配信されます。

封筒そのものは、届いた瞬間に破棄され、受け取側ではメール本文記載の送信者アドレスを目にするだけになります。

このため、受け取り側には本物からのメールのように見せることができるのです。

詳細は、「有害情報対策ポータルサイト」の「迷惑メール対策編」の「なぜ、嘘のメールアドレスが書けるの? (中級)」をご覧ください!

3.迷惑メール対策

ヤフーメールなどのメールサーバーでの迷惑対策とOutlookなどのメールソフト側での迷惑メール対策も、極力行っておきましょう。
 

Ⅲ.最後に

次々と、メールを使った詐欺メールが横行しています。 

 

メールは、不当に手に入れたメールアドレスさえあれば、不特定多数に一度にメールを送りつけることができるため、名を変え文言を変えて多用されています。 

 

そのうちの数パーセントでも、引っかけられれば詐欺グループには大きな成果となるのです。 

 

大手通販や銀行、役所などでも注意を喚起していますが、被害は後を絶ちません。 

 

特殊詐欺が横行する今日、詐欺に対しては、あくまでも自分で守る以外に確かな方法がありません。 

 

とにかく、URLや電話で連絡を求めるメールは、悲しいかな、詐欺と心得て対処することが第一です。 

 

判断に迷った時は、行動を起こす前に、インターネット検索で類似のメールが紹介されていないか確認して対応を考えるようにしてください! 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

ーーーーーーーーーー 完 ーーーーーーーーーーー

 

詐欺メール対策にセキュリティソフトは必需品!

セキュリティソフトを導入すれば、詐欺メールは迷惑メール対策機能などでブロックできる他、メールからフィッシング詐欺サイトを開いたとたんにブロックしてくれます。   

 

誤って添付ファイルを開いてしまっても、ウイルスをダウンロードする前に検知してくれるので、転ばぬ先の杖になります。

主要セキュリティソフト

1.セキュリティソフト一覧
セキュリティソフト 価格 優位点
ESET セキュリティソフト 5台で7,380円 性能及び軽さ
カスペルスキー セキュリティ 5台で9,280円 性能
ノートン 360 3台で14,480円 性能
ウイルスバスター クラウド 3台で13,580円 使いやすい
マカフィー リブセーフ 無制限で8,480円 サポート期間が長い
アバスト プレミアム セキュリティ 1年、10台で3,740円 ユーザーが多い
ZERO スーパーセキュリティ 3台で6,480円 更新0円 高性能で更新料0円
ZERO ウイルスセキュリティ 1台で2,552円 更新0円 性能はやや低いが更新料0円
2.各ソフトの優位性比較

①性能(マルウェアランサムウェア、フィッシング、迷惑メール対策)が優秀なのは、カスペルスキーマカフィー、ZEROスーパーセキュリティ、アバスト

 

②動作の軽さは、セキュリティソフト間で大差はない。

 

③価格面の優位性でいうと、なんと言っても更新料0円(パソコンを買い替えてもライセンスを引き継げる)のZERO ウイルスセキュリティ

価格に加え、性能を考慮すると、ZERO スーパーセキュリティが優位。 

但し、PCやタブレットを何台も所持している場合は、台数に関係ないマカフィーセキュリティや、カスペルスキーが優位となります

おすすめソフトは「ウイルスバスター」と「zero」

ウイルスバスター

◎ZERO

品質は勿論随一でありながら、コストが全然気にならないことがうれしい! 

他社ではマネができない低価格で、何年使っても更新料はかからず維持コストは0円

 

Windows/Mac/Android/iOSの4つのOSに完全対応 

■ 一度インストールした端末で無期限で使える 

■ 新しいOSがリリースされても追加費用無し、製品バージョンアップも無料 

■ 期限切れ、更新料を気にせずウイルス対策ができる 

■ AV-Comparatives プロダクト・オブ・ザ・イヤー 2017受賞(Windows)の高性能エンジン

 

 

関連記事

Outlook|ヤフーサーバーもブロックできない詐欺メールの迷惑対策

最近、「国税庁」や「みずほ銀行」を騙り、Yahoo!サーバーの高度な認証システムをくぐり抜けるフィッシング詐欺メールが横行しています! 

Yahoo!メールサーバーは、高度な認証システムにより、送り手不詳のメールを厳格にブロックしていますが、最近、それを掻い潜り、サーバー及びそれをとおしてOutlookに受信されるケースが増えています。 

これに対処するためには、Yahoo!サーバーでの迷惑メール対策の強化とOutlookでの迷惑メール対策の強化が必要となります。 

サーバーとOutlookの両サイドでの強化方法を整理しました。ご参考になれば幸いです。

 

Ⅰ.Yahoo!サーバーのブロックをかい潜る「国税庁」等を騙る詐欺メールの多発!

最近、Yahoo!サーバーのブロックを掻い潜る「国税庁」「みずほ銀行」を騙る詐欺メールなどが多発しています。
フィッシング対策協議会は、「国税庁」を騙ったフィッシング詐欺が増加していると注意を呼びかけています。) 

 

いずれも、個人口座などの情報を詐取したり、アプリをインストールさせ閲覧履歴などを盗み取ったり、犯罪者が望む広告を表示させるなどの詐欺目的によるものです。

 


これらは、件名を変えて送りつけています!
差出人 件名
国税庁 税務署からの未払い税金のお知らせ!
税務署からの【未払い税金のお知らせ】
みずほ銀行 お取引目的等のご確認のお願い
必ずご回答ください/お客さま情報等の確認について

 

注意深い方は、これらの詐欺メールを一見して詐欺メールと認識しされると思われますが、慣れない方は、巻き込まれる可能性があります。 

 

不思議なのは、どうして、Yahoo!メールサーバーの強固な認証チェック(送り手の不確かなメールを自動的に排除する高度認証システム)をくぐり抜けて再三受信を続けているかということです。

 

 

※ヤフーサーバーの送信元認証システム(送信ドメイン認証技術等)

たまに、必要なものも迷惑メールと判断されることもありますが、ほぼ100%近くの迷惑メールを排除すると言われている。

 

しかも、これらのメールを受信するたびに、Yahoo!メールサーバーを開いて「これは詐欺メールです」と『迷惑メール報告』をしているが、相変わらずくぐり抜けてきます。(多分、対応が遅れているのだと思う) 

 

このため、これらの迷惑メールに対処するためには、Yahoo!サーバーでの迷惑メール設定の強化と、Outlook側での強化設定を行ったところ、はじかれるようになりました。 

 

是非、サーバーとOutlookの両サイドでの対策をお試し願います。

Ⅱ.迷惑メール対策の強化方法

Yahoo!サーバー側での強化とOutlook側での強化が必要です。

 

1.Yahoo!メールのサーバー側での迷惑メール対策強化策
2.Outlookメールソフト側での迷惑メール対策強化策

 

1.Yahoo!メールのサーバー側での迷惑メール対策強化策

Yahoo!メールサーバー側での迷惑メール対策の強化策には、 

1)「迷惑メールを排除したメールを転送する」の設定(基本) 

2)「迷惑メール対策」設定 

3)「受信拒否」設定 

4)「海外からのアクセス制限」設定 

5)「メールソフトログイン履歴」設定は不要 

があります。 

 

今回のような詐欺メール対策にとって重要な対策は、1)、2)、4)と考えます。

1)「迷惑メールを排除したメールを転送する」の設定(基本)

この設定は、OutlookがPop設定の場合、サーバー側で行うべき迷惑メール対策の基本設定となっていましたが、今回の詐欺メールは、この設定をしているにもかかわらず、掻い潜って迷惑メールと認識されずに受け入れてしまったことになります。

 

 しかしながら、この設定は、Pop設定の場合、何よりも優先される設定であることは間違いありません。 

 

Yahoo!メールのサーバーには、送信元不明の迷惑メールを識別する高度な認証チェックシステムが備わり、迷惑メールを「迷惑メールフォルダー」にはじきます。 

 

このため、Yahoo!メールのサーバーには、Outlookなどのメールソフトへのメール転送に際し、「迷惑メールを含めた全てを転送する」か、「排除したものを転送するか」の設定が行えるようになっています。 

 

従って、Outlook側がPop設定(メールがOutlook側にダウンロードされ基本的にはサーバーに保管されない設定)の場合、サ-バーで、迷惑メールを「排除したものを転送する」の設定にしておかないと、「迷惑メールを含めた全てのメールを転送する」ことになり、Outlookの受信欄に迷惑メールを受け入れることになってしまいます。 

 

このため、Outlookで迷惑メールの受信が多発している場合は、Outlook側の設定が、Pop設定になっており、かつ、サーバー側での設定が「全てを転送する」に設定されているものと考えられます。 

 

従って、OutlookでPop設定している場合は、ヤフーサーバー側で「迷惑メールを排除したものを転送する」の設定に変更する必要があります。 

 

なお、通常は、そう設定されていますので、変更の必要はありません!

 

「迷惑メールを転送しない」設定方法

① Outlookで管理するYahoo!のメールアドレス(アカウント)と同じアドレスでYahoo!メールサーバー(ヤフーページのメールボタン)の「ログイン画面」からログインします。



② ログインして開いた受信メール一覧の右上にある「」(設定ボタン)をクリックすると、次の「設定画面」がとなります。



③設定画面を下にスクロールすると「便利機能」欄にIMAP/POP/SMTPアクセス」ボタンがあり、これをクリックすると、右側に「IMAP/POP/SMTPアクセス」入力画面が出ます。

ここでは、「Outlook迷惑メールを転送しない方法」と、「Outlookへ[spam]と明記して転送する方法」のいずれかを選択することができます。

ここでは、迷惑メールを転送しない方法にするため下記の画面の通りに設定します。

最後に、このままで良ければ、画面右下にある「保存」を押せば完了です!

 なお、「[spam]と明記して転送する方法」を設定したい場合は、訂正して、同様に「保存」を押せば完了です!
但し、サーバーで迷惑メールと識別されたメールも、全て転送されます!

2)「迷惑メール対策」設定

Yahoo!メールのサーバでは、各種の迷惑メール対策の強化策が用意されています。 

 

Yahoo!メールを開いた右上の「」(設定)をクリックすると、「設定」画面が表示され、左側に、設定が可能な各種項目が並んでいます。 

 

下の方に、「セキュリティー強化」のための設定項目が用意されています。 

 

ここで、「迷惑メール対策」をクリックすると、右側に、現在設定されている状況が表示されます。

①「迷惑メールフィルターを有効にする」にチェックを入れる

「迷惑メールフィルター」では、迷惑メールを、「迷惑メールフォルダー」に振り分けるかどうかが設定できます。

 

当然、ここはチェックが必要です。

 

②「イメージブロックは、迷惑メールのみブロックする」を有効する

「イメージブロック」は、メールにある画像を表示させない機能です。 

 

画像を表示させると、お使いのパソコンが画像を置いているサーバーにアクセスし、画像を表示した人のメールアドレスが把握できる場合があります。 

 

このため、イメージブロックにより、メールを開いても、画像を表示せず、メールアドレスなどが流出することを防ぐことができます。

 

〈メール本文の画像が非表示になっている状態〉 イメージブロック

 

ここでの設定は、迷惑メールと判断されたメールのみ「イメージブロック」を適用するのが一般的です。 

 

従って、下記の通りにチェックを入れます。

 

   

 

なお、内容を見て安全性が確認できれば、メール本文上部にある[画像を表示]ボタンを押すと、該当のメールのみ、画像を表示できます。

  イメージブロック イメージブロック自体を解除すると、画像表示に際し、メールアドレスを知られる危険があるので、くれぐれも、安全だと思われるメールのみ、画像を表示することをお勧めします。

 

3)「受信拒否」設定

「受信拒否」は、特定のメールアドレスから送信されたメールを受信しないように設定できる機能です。

 

受信拒否は、特定のメールアドレスだけでなく、ドメイン単位でも設定でき、 最大1000件まで追加できます。 

 

受信拒否リストに追加するには、以下の様な方法があります。

◎【メール一覧から追加する】

①メール一覧で、受信を拒否したい相手からのメールの「チェックボックスにチェックをいれる」または「クリックしてメールを表示」します。

 

受信拒否

 

②メール一覧の上にある[その他]ボタンを押して、表示されたメニューで[Fromアドレスを受信拒否]をクリックします。

 

受信拒否   

③確認メッセージが表示されます。 [登録]ボタンを押すと、登録されたメールアドレスからのメールを受信しなくなります(Yahoo!メールのサーバー側で自動的に削除されます)

 

◎【受信拒否のページから追加する】

①メール一覧右上の(設定)ボタンを押し、受信拒否のページを表示します。 

 

②下記画面赤枠の入力欄に、受信を拒否したいメールアドレス、またはドメインを入力します。

 

受信拒否 

 

③[登録]ボタンを押すと、追加されたメールアドレスまたはドメインからのメールを受信しなくなります
Yahoo!メールのサーバー側で自動的に削除されます)

 

◎【候補から追加する】

①メール一覧右上の(設定)ボタンを押し、受信拒否のページを表示します。 

 

②候補から受信を拒否したいメールアドレスを選択すると、追加されたメールアドレスまたはドメインからのメールを受信しなくなります(Yahoo!メールのサーバー側で自動的に削除されます)。 

 

なお、受信拒否を解除する場合は、メール一覧右上の(設定)ボタンを押し、受信拒否のページを表示し、解除したいメールアドレスまたはドメインをクリックし、[削除]ボタンを押すと受信拒否が解除されて、対象のメールアドレスまたはドメインからメールが届くようになります。

4)なりすましメール拒否

メールの送信元メールアドレスを偽装(なりすまし)しているメールを受信拒否します。

 

 

5)「海外からのアクセス制限」設定

海外からのメールソフトによるYahoo!メールへのアクセスを制限します。 

 

このため、海外でYahoo!メールを利用しない場合は、不正利用に備えて設定を有効にしておくことをおすすめします。

6)「メールソフトログイン履歴」設定は不要

これは、迷惑メールをブロックするための対策ではなく、通常使っているメールソフト以外のメールソフトでYahoo!メールにログインした履歴を知る事により、第三者による不正ログインがなかったかどうかが確認できるものです。
(過去30日分の履歴を確認できます) 以上が、Yahoo!メールサーバー側での迷惑メール対策の強化方法です。

 

2.Outlookメールソフト側での迷惑メール対策強化

Outlook側での迷惑メール対策は、Pop設定とImap設定とでは、若干、対策の考え方に違いがあります。 

 

OutlookImap設定の場合、メール管理は、基本的にはサーバーが主体となり、Outlookは、サーバーとリンクしサーバーに直接働きかけ(管理)ができるというものでありますが、サーバーでの迷惑メール対策Outlookが持つ迷惑メール対策が付加できると考えればいいと思います。 

 

OutlookがPop設定の場合、基本的には、サーバーから転送されたメールをOutlookが主体となってメール管理をするため、Outlook側でのしっかりした対策が必要になります。 

 

何れにしても、この際、両方で迷惑メール対策を強化すれば、Yahoo!メールサーバーをくぐり抜ける高度な迷惑メールなどにも対応できる迷惑メール対策なると考えます。 

 

Outlookでの迷惑メール対策には次の3方法があります。 

 

1)迷惑メールの振り分け機能を強化する設定 

2)迷惑メールを「受信拒否リスト」に追加しブロックする設定 

3)海外からの迷惑メールをブロックするための設定 

 

以下、順にご紹介します。

1)迷惑メールの振り分け機能を強化する設定

① Outlookの受信フォルダーを開き、画面上部の「ホーム」タブを選択し、メニューにある「迷惑メール」の「▼」をクリックする。

 

 

②すると、下に選択項目が表示されるので、1番下の「迷惑メールのオプション」をクリックする。

 

 

 

すると、下記の「迷惑メールオプション画面」が表示されます。 

 

この「迷惑メールのオプション画面」で「高」を選択して迷惑メールを「迷惑メールフォルダー」に振り分ける設定をします。

 

[迷惑メールのオプション画面]

 

 

 

通常は「低」でも良いのですが、詐欺メール受信が多発しているような場合は、「高」の方が効果が高いので、「高」を推奨します。 

 

しかし、この場合、迷惑メールでないものも「迷惑メールフォルダー」に除外されてしまう可能性が高くなるので、しばらくの間は迷惑フォルダーのチェックが必要となります!
(落ち着けば、「中」又は「低」に戻されれば良いと思います。)
 

 

これにより、高いレベルで迷惑メールを「迷惑メールフォルダー」に振り分けてくれます。 

 

但し、最初は精度が低いので、しばらくは、次のメンテナンスが必要です。

 

「高」への設定後においてのメンテ

○「受信一覧」に迷惑メールがある場合
⇒その都度その迷惑メールを「迷惑メールフォルダー」に手動で移動させる。 すると、Outlookは学習効果で振り分ける精度を上げていきます。

○「迷惑フォルダー」に誤って除外されたメールがある場合
⇒そのメールのところで「受信拒否しない」をクリックするか、又は「迷惑メールのオプション画面」の「信頼できる差出人のリスト」タブをクリックし「追加」ボタンを押してメールアドレスを入れると次回から、迷惑メールに除外されないようになります。

 

2)迷惑メールを「受信拒否リスト」に追加しブロックする設定

1)と併せ、「受信したくない迷惑メールのメールアドレス」を「受信拒否リスト」に追加して、ブロックするための設定です。

◎設定方法

「迷惑メールのオプション画面」にある「受信拒否リスト」タブを選択し「追加」ボタンをクリックする。   

 

②入力欄が出るので、そのメールアドレスや、「※@より前にある差出人名」等を入力して「OK」をクリックする。 

 

※詐欺グループが「@より以下のアドレス」をランダムに変える無料システムを使っている可能性が高いからです。
(なお、@以下を「追加」するドメインブロックは役にたちません!)

 

3)海外からの迷惑メールをブロックするための設定

海外からの詐欺グループが多発しているため「海外からの迷惑メールをまとめて除外する」の設定をして、海外からの迷惑メール対策も施しておきましょう!

◎設定方法

①「迷惑メールのオプション画面」にある「インターナショナル」タブをクリックする。   

 

②上段が「ブロックしたい国のドメインを選択」、下段では「ブロックしたい言語別エンコード方式を選択」のボタンが表記される。

 

  

 

③ブロックしたい国名にチェックを入れ「OK」をクリックすると、その国からのメール送信はブロックされる。   

 

上段及び下段を選択して日本を除く国全てにチェックを入れると外国からのメールは全て拒否できます。

 

 

以上が、Outlook上で迷惑メールが多発している場合の「Outlook上における迷惑メール対策」です。

Ⅲ.最後に

Yahoo!メールサーバーの高度な認証チェックシステムをくぐり抜けてOutlookに送りつけられる詐欺メールに対処するためには、Pop、Imapにかかわらずサーバー側とOutlook側の両サイドでの迷惑メール対策強化が必要です。 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

ーーーーーーーーーーー 完 ーーーーーーーーーーーーー

Outlookのデーター移行のやりかたと注意点

パソコンを買い換える際、Outlookに蓄積した大切なメールデータは引き継げていますか? 

 

Outlookのデーター移行は、大切なメールデーターの引き継いでいく上で大切ですね!

 

Outlookなどのメールソフトの場合、端末ごとのメールソフトの設定となるため、サーバーのメールデーター及び各端末のメールデーターと異なる状況になっている多いです。 

 

パソコンを買い換えたり、メールソフトのバージョンアップがあった場合に、折角の蓄積されたデーターを失いたく無い場合は、その端末のメールデータをバックアップしデーター移行によって、引き継いで行くことが必要になります。 

 

特に、Pop設定の場合は、その端末にしか存在しないデーター(送信データー、メールアドレス帳、受信メールなど)がある場合が多いので、移行作業は不可欠の作業となります。

 

Ⅰ.データー移行が必要になるケース

メールソフトの受信設定には、「POP」と「Imap」がありますが、「Pop」の一番のメリットは、何と言っても、サーバーからメールをダウンロードして端末で情報管理がし易い事にあります。 

 

しかしながら、Popの場合、受信メールの管理方法やメールアドレス帳、送信メール記録等は、サーバーとかけ離れてその端末にしか保存されていないものが多くあります。 

 

Imapの場合は、全て、サーバーにて受信も送信も管理されており、端末が変わっても何らデーター移行の必要性はありません。 

 

従って、Popの場合は、パソコンの購入やメールソフトのバージョンアップに対応していくためには、データー移行が必要になります。

 


おさらい:

PopとImapの違い 「AMAP」の場合は、受信も送信も全てサーバーが行う形でデーターはサーバーに保存されるので、パソコンが変わっても、或いは、Outlookのバージョンがアップしてもデータ移行は必要ありません。

しかし、「POPの」場合、データーは、基本的には、サーバーには保存されず端末に保存されるため、パソコンを買い換えたりOutlookのバージョンアップの際はデーター移行が必要になります。

なお、Outlookの設定で、「サーバーにメールのコピーを残す」設定をしていれば、受信メールは移行する必要がないかも知れませんが、Outlook側で独自に登録したメールアドレス帳や送信済みファイルなどは移行しなければ消失してしまいます。

 

 

Ⅱ.Outlook間のデーター移行

 

メールデータを移行させるためには、「USBメモリ」やHDDなどの外付けストレージなどの媒体が必要になります。

 

1.データー移行における予備知識

データー移行は、USBメモリや外付けHDDを利用して、元のOutlookからデーターをエクスポートし、移行先のアウトルックでインポートする作業を行うだけです。 

 

①データー移行の主な流れ 

 

第一段階:元のパソコンのOutlook からデータファイルをエクスポート(取り出す)して、デスクトップに保存する。 

 

第二段階:このデーターを、「USBメモリ」やHDDなどの外付けストレージなどの媒体へ移し、その後、あたらしいパソコンのデスクトップに保存する 

 

第三段階:このデスクトップのデーターを移行先のアウトルックにインポートする取込む)

 

②用語の説明 

 

エクスポート:Outlookソフトにあるデーターを取り出す操作のこと 

インポート:取り出したデータを別のOutlookソフトへ取り込むこと 

 

Outlookの移行は、データを「pst」というファイル形式で移行します。

2.Outlookのデータ移行手順

第一段階:移行元端末でOutlookのデーターをエクスポートする


《作業の流れ》

移行元のOutlookを開き、「ファイル」から「開く/エクスポート」を選択し、さらに「インポート/エクスポート」をクリックする。

「インポート/エクスポートウイザード」メニュー画面の「ファイルにエクスポート」を選び「次へ」をクリック。

「ファイルのエクスポート」画面で、エクスポートするファイルの種類の選択を求められるので、「Outlookデータファイル(pst)」を選ぶ。

Outlookデーターファイルのエクスポート」画面で、エクスポートするフォルダーを求められるので、一番上にある自分のメールアカウントを選択し、「サブフォルダーを含む」にチェックを入れ「次へ」をクリックする。

Outlookデーターファイルのエクスポート」画面に、「エクスポートファイル名」下の窓枠に、今指定したメールのフォルダが入っているのを確認し、下にある「重複した場合、エクスポートするアイテムと置き換える」にチェックを入れ、「参照」をクリックする。

Outlookデーターファイルを開く」画面で、左側「デスクトップ」を選択し、下に「ファイル名」を入力し「OK」をクリックする。(デスクトップへデーター保存設定)

Outlookデータファイルのエクスポート」画面で「完了」をクリックする。

Outlookデーターファイルの作成画面」が出て、保管用のパスワード作成を求められるので、簡単に作成し入力、「パスワードをパスワード一覧に保存」にチェックを入れ、「OK」をクリックする。

これで、エクスポートが開始され、数分後に、移管元のメールデーターがデスクトップに保存されるので、ファイル名を確認する

 

Outlookを起動する。

 

②[ファイル]➔[開く/エクスポート]➔[インポートとエクスポート]を順にクリックし「インポートエクスポートウイザード」画面を出す。 

 

Outlook 2010 の場合は[ファイル]→[開く]→[インポート]をクリックします。

 

   

 

③「実行する処理を選択してください」から[ファイルにエクスポート]を選択し、[次へ]をクリックします。

 

 

 

④「エクスポートするファイルの種類を選択してください」では「Outlookデータファイル(.pst)」を選択し、[次へ]をクリックします。

 

 

 

⑤「Outlookデータファイルのエクスポート」画面では、利用中の電子メールアドレス名(一番上に表示)を選択し、「サブフォルダーを含む」にチェックを入れ、「次へ」をクリックする。

 

 

 

⑥「Outlookデーターファイルのエクスポート」画面に、エクスポートするファイル名が枠の中に表示されるので、下の「重複した場合、エクスポートするアイテムと置き換える」にチェックを入れ、「参照」をクリックする。

 

 

 

Outlookデーターファイルを開く」画面で、データーを一時保管する場所として、左サイドの「デスクトップ」を選択し、下のファイル名入力欄に、『バックアップ』などと記入し、「OK」をクリックする。(エクスポートデーターをデスクトップに保存)

 

 

 

⑧「Outlookデーターファイルのエクスポート」画面のオプションにある「重複した場合、エクスポートするアイテムと置き換える」にチェックを入れ、「完了ボタン」をクリックする。

 

 

 

⑨「Outlookデーターファイルの作成」画面が出て、保管用のパスワード作成を求められる。簡単なパスワードを作成し入力し、「パスワードをパスワード一覧に保存」にチェックを入れ、「OK」をクリックする。

 

 

 

⑩エクスポートが開始され、数分後に、移管元のメールデーターがデスクトップに保存されファイル名が確認できる。 

 

以上でエクスポートされたデーターのデスクトップ上への保存が完了しました!  

 

第二段階:エクスポートした OutlookのデータファイルをUSBメモリを介して新PCに移動させる。

USBメモリ(代替品でもOK)を利用して、デスクトップにエクスポートされたPSTファイルをUSBメモリに保存します。

 

その後、新しいパソコンのデスクトップなどへPSTファイルをコピーします。

 


作業手順

①出力されたデスクトップにあるファイルを、用意した「USBメモリー」に保存します。

②「USBメモリー」を新しいPCに取り付けます。

③新しいPCの任意のフォルダに、ファイルを移動します。

 

第三段階: データファイルを、新しいパソコンの Outlook にインポートする。


《作業の流れ》

移行先PCのOutlookを開いて、「ファイル」から「開く/エクスポート」をクリックし、「インポート / エクスポート」の順に進み「他のプログラムまたはファイルからのインポート」を選択して「次へ」をクリック。

「ファイルのインポート」画面の「インポートするファイルの種類」から、「Outlookデーターファイル(.pst)」を選択し、「次へ」をクリックする。

Outlookデーターファイルのインポート」画面にある「参照」をクリックし、Outlookデーターファイルを開く」画面において、先にエクスポートしたPSTファイルのあるフォルダを選択して開く。

「インポートするフォルダーの選択」で復元するフォルダーを選び、「サブフォルダーを含む」にチェックがついていることを確認して「完了」ボタンを押す。

 

なお、新しいパソコンのOutlookで電子メールアカウントを設定済みの場合は、インポートには、注意が必要です。 

 

後述しますが、インポートするデーターと、既に、新しいパソコンのOutlookのデーターが重複する場合に、「重複したらインポートしない」が、おすすめです。   

 

①新しいパソコンの Outlook を起動する。 

 

②「ファイル」タブ → 「開く/エクスポート」 → 「インポート/エクスポート」 をクリックする。 

 

③「インポート/エクスポートウイザード」画面の「実行する処理を選択してください」で、「他のプログラムまたはファイルからインポート」を選択し、「次へ」をクリックする。

 

 

 

④「ファイルのインポート」画面の「インポートするファイルの種類を選択してください」で、「Outlook データ ファイル (.pst)」を選択し「次へ」をクリックする。

 

 

 

⑤「参照」をクリックする。

 

 

 

⑥「Outlookデーターファイルを開く」の「デスクトップフォルダー」にあるエクスポートしたPSTファイル「バックアップ」を選択し、「開く」をクリックする。

 

 

 

⑦「インポートするファイル」の下に、いくつかの選択できるオプションがあり、いずれかを選び、「次へ」をクリックする。

 

なお、オプション選択は。「重複したらインポートしない」が、おすすめかと思います。

 

・『重複した場合、インポートするアイテムと置き換える』は、インポートデーターで既存情報が上書きされます。

・『重複してもインポートする』は、重複する情報も追加されます。

・『重複したらインポートしない』は、既存データが保持され、インポート情報は省かれる

 

 

「インポートするフォルダーの選択」で復元するフォルダーを選ぶ。 

 

なお、「サブフォルダーを含む」にチェックがついていること、及び、「以下のフォルダーにアイテムをインポートする」の名前が、インポートするデータファイルになっていることを確認し「完了」をクリックする。

 

 

 

⑨インポートが開始される。Outlook 上でメールが取り込まれていることを確認してください。 以上でデーター移行は完了です。

 

 

Ⅲ.Outlookデータ移行に当たっての注意点

新しいパソコンで既にOutlookが稼働している場合、特に、Imapの場合は、受信メールのデーターは、サーバーに保存されており、その上で、古いパソコンの端末に保存されていたデーターを取込むと、受信メールが重複するなど、データー量が多く整理する手間が増える可能性があります。 

 

この場合は、インポートにおいて、オプションで「重複したら受信しない」を選択することをおすすめします。 

 

また、ややこしくなり、解決がむずかしくなった場合は、コントロールパネルでユーザーアカウントを開き、Mail(Microsoft Outlook 2019)を選択して新規プロファイルを作り、再度、パソコン上でアカウント作成からやり直すことが必要になります。

最後に

Outlookなどのメールソフトの場合、端末ごとのメールソフトの設定となっており、また、サーバーでは得られないデーターや端末でしか得られないデーターが保存されている場合が多くあります。 

 

このため、パソコンを買い換えたり、メールソフトのバージョンアップがあった場合において、貴重なデーターを失いたく無い場合は、その端末のメールデータを移行させる必要があります。 

 

特に、Pop設定の場合は、その端末にしか存在しないデーター(送信データー、メールアドレス帳、受信メールなど)がある場合が多いので、移行作業は不可欠の作業となります。 

 

是非、移行作業の手順をマスターされ貴重なデーターを引き継がれていくことをおすすめします。 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

ーーーーーーーーーー 完 ーーーーーーーーーーーー

詐欺メール対策にセキュリティソフトは必需品!

セキュリティソフトを導入すれば、詐欺メールは迷惑メール対策機能などでブロックできる他、メールからフィッシング詐欺サイトを開いたとたんにブロックしてくれます。   

 

誤って添付ファイルを開いてしまっても、ウイルスをダウンロードする前に検知してくれるので、転ばぬ先の杖になります。

主要セキュリティソフト

1.セキュリティソフト一覧
セキュリティソフト 価格 優位点
ESET セキュリティソフト 5台で7,380円 性能及び軽さ
カスペルスキー セキュリティ 5台で9,280円 性能
ノートン 360 3台で14,480円 性能
ウイルスバスター クラウド 3台で13,580円 使いやすい
マカフィー リブセーフ 無制限で8,480円 サポート期間が長い
アバスト プレミアム セキュリティ 1年、10台で3,740円 ユーザーが多い
ZERO スーパーセキュリティ 3台で6,480円 更新0円 高性能で更新料0円
ZERO ウイルスセキュリティ 1台で2,552円 更新0円 性能はやや低いが更新料0円
2.各ソフトの優位性比較

①性能(マルウェアランサムウェア、フィッシング、迷惑メール対策)が優秀なのは、カスペルスキーマカフィー、ZEROスーパーセキュリティ、アバスト

 

②動作の軽さは、セキュリティソフト間で大差はない。

 

③価格面の優位性でいうと、なんと言っても更新料0円(パソコンを買い替えてもライセンスを引き継げる)のZERO ウイルスセキュリティ。性能を考慮すると、ZERO スーパーセキュリティが優位。 

但し、PCやタブレットを何台も所持している場合は、台数に関係ないマカフィーセキュリティや、カスペルスキーが優位となります

おすすめソフトは「ウイルスバスター」と「zero」

ウイルスバスター

 

 

◎ZERO

品質は勿論随一でありながら、コストが全然気にならないことがうれしい! 

 

他社ではマネができない低価格で、何年使っても更新料はかからず維持コストは0円

 

Windows/Mac/Android/iOSの4つのOSに完全対応 

■ 一度インストールした端末で無期限で使える 

■ 新しいOSがリリースされても追加費用無し、製品バージョンアップも無料 

■ 期限切れ、更新料を気にせずウイルス対策ができる 

■ AV-Comparatives プロダクト・オブ・ザ・イヤー 2017受賞(Windows)の高性能エンジン

 

 

[rakuten:pocketalk:10000104:detail]

 

 

補足:PCの台数が多いほど更新料0円は有り難い! 

 

家族でパソコンやタブレットを5台使用している場合、更新料が不要の「ZERO」を利用していた場合は、10年間で累計4万円位、これを、更新料がかかる他社ソフトを使った場合は、10年間で20万円近くかかります。大きな費用の軽減になります

 

 

関連記事

 

Outlook2013|POPとImapの違い、利便性比較、設定変更方法

注:この記事は、前半部分は、『Outlook2019|POPとImapの違い、利便性比較、設定変更方法』の記事と同じです。
後半部分の設定変更手順を「Outlook2013」の場合についてご紹介しましたので、先の記事をお読みいただいた場合は、前半部分は読み飛ばしてください!
 

 

Outlookの受信方式には、「POP」と「IMAP」の2方式がありますが、どう違うのか、どちらがあなたに合うのかの判断方法をご存知ですか? 

 

両者の大きな違いは、受信メール(データー)の保存場所の違いにあります。 

 

「POP」の場合は、メールソフト(Outlook)を開くことによって、サーバー(Yahoo!など)が受信したメールをパソコン等の端末にダウンロードし保管します

 

この時、当該メールは、サーバーには残らないのが基本的ですが、メールソフトの設定によりサーバーに残すこともできます。(大抵は、サーバーの保存容量に余裕があれば残るように設定します) 

 

一方、IMAP」の場合は、サーバーが受け取るメールはサーバーに保管され、メールソフトを開くことによって、メールサーバーにリンク(アクセス)し読み取ることができます。(いわゆる「同期化・共有化」) 

 

しかし、どちらが使い勝手が良いかは、日頃の使い方と、トラブルやパソコンの買い換え時の対応のし易いさなどを総合的に考え判断する必要があります。

 

その為には、それぞれの特徴を理解しておく必要があります。 

   

Ⅰ.POPとIMAPとは?違いは?

1.POP、IMAPとは?

サーバ(Yahoo!など)に保存されているメールデーターを「サーバーで保存する」か「端末で保存する」かを指定するメールソフト(Outlook)の「指示書」のことです。

1)「POP」とは?

「POP」は、サーバに保存されたメール(データー)をPCにダウンロード(取り込む)するための受信プロトコル(指示書)です。

 

Yahoo!メールなどのサ-バーが受信したメールを、Outlookなどのメールソフトがパソコンにダウンロードしてメール管理をします。

 

一旦、端末がメールを取り込めば、ネットワークに接続していなくてもメールの閲覧管理が可能となります。

2)「IMAP」とは?

IMAP」 は、サーバに保存されたメールを見に行くための受信プロトコル(指示書)です。

 

メールそのものをサーバー上に残したまま、メールソフト(パソコン)からサーバーにアクセスしします。

 

従って、ネットワークに接続すれば、どの端末からも同じ状態でサーバーのメールボックスが閲覧できます。

2.POPとIMAPの違い

「POP」と「IMAP」の設定は、メールソフトで行います。(設定方法は、後述)

1)POPの場合

①端末にダウンロードすると、基本的には、そのメールはサーバーに残らないため、他の端末からは、そのメールを見ることができなくなります。

 

但し、メールソフトで「サーバーに残す」を設定すれば、メールはサーバーに残すことができるので、他の端末からそのメールを閲覧することができます。

 

下にある「サーバーにメッセージのコピーを置く」にチェックを入れると、Outlook(端末)で受信メッセージを削除しても、サーバーのメッセージは削除されずに残すことができます。

 

大抵の場合、サーバーの容量が10ギガあれば、「サーバーに残す」を設定せていると思います。 

 

従って、複数の端末でサ-バーのメールを受信したい場合は、「メールのコピーをサーバーに残す」の設定にしておけばどの端末からも同じメールがみることが可能となります。

 

但し、個々の端末では、管理方法が区々になるため、端末間ではメールの管理内容はバラバラになってしまいます。 

 

②メールソフト(端末)から送信したメールデーターは、端末には保存(保管)されますが、サーバーには保存(保管)されません。

 

従って、端末が壊れたり、端末を変更する場合は、見られなくなるリスクがあります。このため、バックアップや移管などが必要になります。 

 

③「POP」の場合、端末によって、メールデーターの管理方法やアドレス帳内容、送信記録などが異なるため、違う端末のOutlookでそのデーターを利用したい場合は、データー移行をする必要があります。

 

但し、「メールのコピーをサーバーに残す」設定をしている場合は、違う端末のOutlookや新バージョンのOutlookにおいても受信メールは取り込めるので、受信メールについては移行する必要がないかも知れません。

2)IMAPの場合

①「IMAP」の場合は、受信も送信も全てサーバーが行う形となり、メールデーターは、全てサーバに格納され、端末にはダウンロードされません。

 

従って、Outlookなどのメールソフトを開くとサーバにリンクされ、サーバーのメールボックスを直接的に確認・管理することができるようになります。 

 

この為、端末で既読にすれば、サーバーでも既読になり、メール管理やフォルダー管理も同期化・共有化されます。 

 

従って、パソコンが変わっても、或いは、Outlookのバージョンアップに際しても、各端末はサーバーに同期化されるのでデータ移行は、基本的に不必要になります。 

 

②送信についても、Outlookで送信処理したものは、実際はサーバーが送信することになり送信記録は全てサーバーに保存されます。

 

但し、端末のOutlookには、「sent」フォルダーと表示されていて、サーバーの送信フォルダーにリンクしています。

 

このため、Outlookの「送信トレイ」は、実際には、サーバーが送信しているので、いつも空っぽとなっています。

 

以上から、送信記録についても、パソコンが変わったり、Outlookのバージョンアップがあってもデータ移行は、基本的に不必要になります。

3.POP3IMAPのメリット・デメリット

各方式の特徴とメリット・デメリットは下記のとおりです。

1)「POP」のメリット・デメリットの整理

メリット 

 

①メールデーターがパソコンに保存されているので、インターネットに繋がっていなくても、過去のメールを見返すことができたり、メールの削除や移動等の処理を素早く行える。 

 

②メールデーターが端末にダウンロードされれば、サーバーから基本的には消去されるのでサーバーの容量は少なくて済む。但し、「メールをサーバーへ残す」設定をすればその分容量を圧迫します。 

 

③複数のメールアカウントや複数メールサーバーを利用していても、同じメールソフトのメールボックス内で受信管理できます。

 

その分、データー移行の必要が生じた場合、複雑になりますが。 

 

デメリット 

 

①端末上にメールデータが保存されるため、複数台の端末で使った場合、開封状況やフォルダ移動等はバラバラになります。管理が大変になりかねません。 

 

②端末でのデーター保存となるので、端末の容量に影響する可能性があります。 

 

③メールを保存していた端末が故障しデーター移行ができない場合は、過去に受信したメール等が閲覧できなくなる恐れがあります。

2)「IMAP」のメリット・デメリットの整理

メリット 

 

①サーバ上でメールを管理するため、メールの開封状態やフォルダ分け等は、サーバー上で行われます。

 

このため、どの端末から閲覧しても同じ状態で見えるので、複数の端末でメールを受信・確認したい場合に適しています。 

 

②端末とサーバーが同一内容のため、パソコンが変わっても、或いは、Outlookのバージョンアップに際しても、各端末はサーバーに同期化されるのでデータ移行は、基本的に不必要になります。 

 

デメリット 

 

①データーが全て、サーバー側に保存されるので、サーバーのメールボックスの容量制限に注意が必要となります。
(相当の大量のメール送受信が行われ、削除等の通常メンテを一切行わないなら別ですが、一般的にはパンクになることは希と思います。) 

 

なお、容量制限を上回ってしまった場合は、不要なメールを削除しないと新規メールの受信ができず、また、その間に送信されたメールは、送信元にエラーで返ります。

 

この場合、不要なメールを削除した後に、送信元にメールを再送してもらう必要があります。 

 

また、1つの端末からメールを削除した場合(サーバーのメールを削除したことになるため)、削除されたメールは他の端末からも閲覧できなくなります。

但し、この場合、サーバーの「ゴミ箱」には、全て残っているので、サーバーにおいて「受信フォルダー」に「移動」させることができます。

 

4.POP、IMAPの選び方

1)「POP」がおすすめな方

①POPは、メールを端末にダウンロードしてメール管理が行えるため、1台の端末でメールを管理する場合には便利です。

 

なお、POPでも「サーバーにメールのコピーを残す」を設定すれば、サーバーにメールを残せるので、複数台のパソコンでも確認することができますが、メール処理は、各端末でバラバラになり、管理が複雑になります。

 

従って、複数の端末でメールを管理する方には不向きかと思われます。 

 

これらから、いつもメールを確認する端末が1つに決まっている場合は、「POP」の方がメリットが大きいかと思います。 

 

②サーバーの容量が小さい場合は、サーバーの負担が軽減できるPOPが有効かも知れません。但し、大抵の場合は、今日、サーバーの容量は気にする必要がないように思われますが? 

 

Gmail等の「ウェブメールソフト」を多用されている場合は、POP設定でも、Gmailの受信メールは、Gmail側のサーバにも保存されています。

 

従って、パソコン・スマホ等の容量にも影響がなく、複数の端末で確認が可能なので、POP設定もありかなと思われます。

 

但し、データー移行は、いずれ必要になります。

2)「IMAP」がおすすめな方

IMAP」は、メールをサーバー上で管理するので、 

 

①携帯電話、ノート PC、タブレットなどの複数端末からメール確認する場合 

②複数のメールアカウントを使う場合 

③端末の容量が少ない場合 

④端末のトラブルや乗換えなどの際にデーター移行やバックアップが面倒と感じられる場合

 

 等に向いていると言えます。

 

 

Ⅱ.Outlook2,013|POP、IMAPの設定変更方法

どちらの方式で受信するかによって、メールソフトでの設定方法が若干異なります。

 

なお、ここでは、現在どちら(POPかImap)かを設定されており、それを変更するための手順をご紹介します。 

 

「初期設定」の場合も、ほぼ同様の手順となりますので、ご参考にしていただければと思います。

1.POP及びImapの設定画面における入力情報

1)POP設定のための入力情報

POPサーバー設定のための入力情報(Yahoo!メールの場合)は、次の通りとなります。

なお、Yahoo!以外のサーバーの場合は、サーバー提供者の情報をご覧下さい。

 

入力欄 入力情報
名前 自分の氏名やイニシャルなど(ヤフー一郎)
電子メールアドレス 例)yahooichiro@yahoo.co.jp
アカウントの種類(A) POP3
受信メールサーバー(POP3Imapまたはhttp)サーバー pop.mail.yahoo.co.jp
送信メールサーバー(SMTP)(O) smtp.mail.yahoo.co.jp
アカウント名(U) ○○○○@yahoo.co.jpの「○○○○」部分がアカウントとなります。
パスワード Yahoo! JAPAN IDのパスワード
セキュリティの種類 SSL
ポート番号 995

2)IMAP設定のためのの入力情報

IMAPサーバー設定のための入力情報(Yahoo!メールの場合)は、次の通りとなります。

 

入力欄 入力情報
名前 自分の氏名やイニシャルなど(ヤフー一郎)
電子メールアドレス 例)yahooichiro@yahoo.co.jp
アカウントの種類(A) IMAP(プルダウンで選択)
受信メールサーバー(I) imap.mail.yahoo.co.jp
送信メールサーバー(SMTP)(O) smtp.mail.yahoo.co.jp
アカウント名(U) ○○○○@yahoo.co.jpの「○○○○」部分がアカウントとなります。
パスワード Yahoo! JAPAN IDのパスワード
セキュリティの種類 SSL
ポート番号 993

2.「Outlook2013」での設定変更手順

Outlook2013で設定変更する方法は、主に、[アカウントの設定]から行う方法と、「アカウントの追加」から行う方法があります。(Outlook2016もほぼ同じ手順となります。)

 

[アカウントの設定]から行う変更方法は、現在利用中のメールアカウントの部分的設定変更には向いていますが、受信認証方式(POPやIMAP)を変更することはできません。 

 

従って、POP、IMAPを変更する場合は、「アカウントの追加」で設定変更を行うことになります。 

 

ヤフーは、メールをOutlook(端末)にダウンロードすることなく、サーバと一体化管理ができる「IMAP」方式を推奨しています。 

 

変更手順は、以下の通りです。 

 

1)Outlook 2013を起動します。 

 

2)画面上部左隅の[ファイル]をクリックします。

 

 

 

3)表示された画面で[情報]→[アカウントの追加]を選択します。

 

 

 

4)下方にある「自分で電子メールやその他のサービスを使うための設定をする(手動設定)」にチェックを入れて、[次へ]をクリックします。

 

 

 

5)一番下の「POPまたはIMAP」にチェックを入れて、[次へ]をクリックします。

 

 

 

6)「アカウントの追加」画面に、下記の「入力情報」を参考にして各項目を入力します。入力が終われば、右下にある[詳細設定]をクリックします。 

 

IMAPサーバー設定のための入力情報(Yahoo!メールの場合

 

入力欄 入力情報
名前 自分の氏名やイニシャルなど(ヤフー一郎)
電子メールアドレス 例)yahooichiro@yahoo.co.jp
アカウントの種類(A) IMAP(プルダウンで選択)
受信メールサーバー(I) imap.mail.yahoo.co.jp
送信メールサーバー(SMTP)(O) smtp.mail.yahoo.co.jp
アカウント名(U) ○○○○@yahoo.co.jpの「○○○○」部分がアカウントとなります。
パスワード Yahoo! JAPAN IDのパスワード
セキュリティの種類 SSL
ポート番号 993

 

上の入力情報をもとに、下記の各項目を入力していきます。

 

 

 

なお、Popサーバー設定のための入力情報(Yahoo!メールの場合)は、下記の情報を入力します。 

 

POPサーバー設定のための入力情報(Yahoo!メールの場合

 

入力欄 入力情報
名前 自分の氏名やイニシャルなど(ヤフー一郎)
電子メールアドレス 例)yahooichiro@yahoo.co.jp
アカウントの種類(A) POP3
受信メールサーバー(POP3Imapまたはhttp)サーバー pop.mail.yahoo.co.jp
送信メールサーバー(SMTP)(O) smtp.mail.yahoo.co.jp
アカウント名(U) ○○○○@yahoo.co.jpの「○○○○」部分がアカウントとなります。
パスワード Yahoo! JAPAN IDのパスワード
セキュリティの種類 SSL
ポート番号 995

 

7)「インターネット電子メール設定」画面で、通信方法の細部設定を行います。 

 

まず、「全般」タブで電子メールのアカウントに間違いないことを確認し、「送信サーバー」タブをクリックします。 

 

「送信サーバー」タブでは、下の画像のように、「送信サーバー(SMTP)は認証が必要」にクリックでチェックを入れ、その下の「受信メールサーバーと同じ設定を使用する(U)」に●のチェックを入れます

 

 

 

8)次に、同「インターネット電子メール設定」画面の上部にある[詳細設定]タブをクリックし、以下の情報を入力します。

 

入力が完了すれば、下の「OK」をクリックする。 

 

IMAP」/「SMTP」の場合の入力情報

 

・受信サーバー(IMAP):993 ・送信サーバー(SMTP):465 ・使用する暗号化接続の種類:SSL

 

 

注:この画像は、Outlook2019によるものですが、基本的には同じです。   

 

なお、「POP」/「SMTP」の場合の入力情報は、以下のようになります。 

 

ここで、下にある「サーバーにメッセージのコピーを置く」にチェックを入れると、Outlook(端末)で受信メッセージを削除しても、サーバーのメッセージは削除されずに残すことができます。 

 

通常は、チェックを入れておくと、サーバーに残るので安心です。

 

 

 

9)下の「アカウントの変更」画面に戻り、入力内容が表示されます。 

ここで「次へ」をクリックする。

 

 

 

なお、「POP」/「SMTP」の場合は、以下のようになります。

 

 

 

10)「テストアカウント設定」画面が出て、今までの入力で通信が可能になったかどうかの通信テストが行われて結果が出ます。

 

「受信メールサーバーへのログオン」及び「テスト電子メールメッセージの送信」のいずれも「完了」となれば「閉じる」をクリックする。

 

 

 

11)「アカウントの変更」画面がでて「すべて完了しました」がでれば、下の「完了」ボタンをクリックして設定終了 

 

以上で、「アカウント追加」によるPOPをIMAPに変更しSSL化する設定変更が完了です。 

 

もし万一「サーバーに接続できません」と表示されても、一旦終了しパソコンを再起動させればOutlookは使用可能になっているはずです。

 

ーーーーーーー 完 ーーーーーーー

 

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Outlook2019|POPとImapの違い、利便性比較、設定変更方法

Outlookの受信方式には、「POP」と「IMAP」の2方式がありますが、どう違うのか、どちらがあなたに合うのかの判断方法をご存知ですか? 

両者の大きな違いは、受信メール(データー)の保存場所の違いにあります。 

「POP」の場合は、メールソフト(Outlook)を開くことによって、サーバー(Yahoo!など)が受信したメールをパソコン等の端末にダウンロードし保管します 

この時、当該メールは、サーバーには残らないのが基本的ですが、メールソフトの設定によりサーバーに残すこともできます。(大抵は、サーバーの保存容量に余裕があれば残るように設定します) 

一方、IMAP」の場合は、サーバーが受け取るメールはサーバーに保管され、メールソフトを開くことによって、メールサーバーにリンク(アクセス)し読み取ることができます。(いわゆる「同期化・共有化」) 

しかし、どちらが使い勝手が良いかは、日頃の使い方と、トラブルやパソコンの買い換え時の対応のし易いさなどを総合的に考え判断する必要があります。

その為には、それぞれの特徴を理解しておく必要があります。 

   

Ⅰ.POPとIMAPとは?違いは?

1.POP、IMAPとは?

サーバ(Yahoo!など)に保存されているメールデーターを「サーバーで保存する」か「端末で保存する」かを指定するメールソフト(Outlook)の「指示書」のことです。

1)「POP」とは?

「POP」は、サーバに保存されたメール(データー)をPCにダウンロード(取り込む)するための受信プロトコル(指示書)です。

Yahoo!メールなどのサ-バーが受信したメールを、Outlookなどのメールソフトがパソコンにダウンロードしてメール管理をします。

一旦、端末がメールを取り込めば、ネットワークに接続していなくてもメールの閲覧管理が可能となります。

2)「IMAP」とは?

IMAP」 は、サーバに保存されたメールを見に行くための受信プロトコル(指示書)です。

メールそのものをサーバー上に残したまま、メールソフト(パソコン)からサーバーにアクセスしします。

従って、ネットワークに接続すれば、どの端末からも同じ状態でサーバーのメールボックスが閲覧できます。

2.POPとIMAPの違い

「POP」と「IMAP」の設定は、メールソフトで行います。(設定方法は、後述)

1)POPの場合

①端末にダウンロードすると、基本的には、そのメールはサーバーに残らないため、他の端末からは、そのメールを見ることができなくなります。

但し、メールソフトで「サーバーに残す」を設定すれば、メールはサーバーに残すことができるので、他の端末からそのメールを閲覧することができます。

 

下にある「サーバーにメッセージのコピーを置く」にチェックを入れると、Outlook(端末)で受信メッセージを削除しても、サーバーのメッセージは削除されずに残すことができます。

大抵の場合、サーバーの容量が10ギガあれば、「サーバーに残す」を設定せていると思います。 

従って、複数の端末でサ-バーのメールを受信したい場合は、「メールのコピーをサーバーに残す」の設定にしておけばどの端末からも同じメールがみることが可能となります。

但し、個々の端末では、管理方法が区々になるため、端末間ではメールの管理内容はバラバラになってしまいます。 

 

②メールソフト(端末)から送信したメールデーターは、端末には保存(保管)されますが、サーバーには保存(保管)されません。

従って、端末が壊れたり、端末を変更する場合は、見られなくなるリスクがあります。このため、バックアップや移管などが必要になります。 

 

③「POP」の場合、端末によって、メールデーターの管理方法やアドレス帳内容、送信記録などが異なるため、違う端末のOutlookでそのデーターを利用したい場合は、データー移行をする必要があります。

但し、「メールのコピーをサーバーに残す」設定をしている場合は、違う端末のOutlookや新バージョンのOutlookにおいても受信メールは取り込めるので、受信メールについては移行する必要がないかも知れません。

2)IMAPの場合

①「IMAP」の場合は、受信も送信も全てサーバーが行う形となり、メールデーターは、全てサーバに格納され、端末にはダウンロードされません。

従って、Outlookなどのメールソフトを開くとサーバにリンクされ、サーバーのメールボックスを直接的に確認・管理することができるようになります。 

この為、端末で既読にすれば、サーバーでも既読になり、メール管理やフォルダー管理も同期化・共有化されます。 

従って、パソコンが変わっても、或いは、Outlookのバージョンアップに際しても、各端末はサーバーに同期化されるのでデータ移行は、基本的に不必要になります。 

 

②送信についても、Outlookで送信処理したものは、実際はサーバーが送信することになり送信記録は全てサーバーに保存されます。

但し、端末のOutlookには、「sent」フォルダーと表示されていて、サーバーの送信フォルダーにリンクしています。

このため、Outlookの「送信トレイ」は、実際には、サーバーが送信しているので、いつも空っぽとなっています。

以上から、送信記録についても、パソコンが変わったり、Outlookのバージョンアップがあってもデータ移行は、基本的に不必要になります。

3.POP3IMAPのメリット・デメリット

各方式の特徴とメリット・デメリットは下記のとおりです。

1)「POP」のメリット・デメリットの整理

メリット 

①メールデーターがパソコンに保存されているので、インターネットに繋がっていなくても、過去のメールを見返すことができたり、メールの削除や移動等の処理を素早く行える。 

 

②メールデーターが端末にダウンロードされれば、サーバーから基本的には消去されるのでサーバーの容量は少なくて済む。但し、「メールをサーバーへ残す」設定をすればその分容量を圧迫します。 

 

③複数のメールアカウントや複数メールサーバーを利用していても、同じメールソフトのメールボックス内で受信管理できます。

その分、データー移行の必要が生じた場合、複雑になりますが。 

 

デメリット 

①端末上にメールデータが保存されるため、複数台の端末で使った場合、開封状況やフォルダ移動等はバラバラになります。管理が大変になりかねません。 

 

②端末でのデーター保存となるので、端末の容量に影響する可能性があります。 

 

③メールを保存していた端末が故障しデーター移行ができない場合は、過去に受信したメール等が閲覧できなくなる恐れがあります。

2)「IMAP」のメリット・デメリットの整理

メリット 

①サーバ上でメールを管理するため、メールの開封状態やフォルダ分け等は、サーバー上で行われます。

このため、どの端末から閲覧しても同じ状態で見えるので、複数の端末でメールを受信・確認したい場合に適しています。 

 

②端末とサーバーが同一内容のため、パソコンが変わっても、或いは、Outlookのバージョンアップに際しても、各端末はサーバーに同期化されるのでデータ移行は、基本的に不必要になります。 

 

デメリット 

①データーが全て、サーバー側に保存されるので、サーバーのメールボックスの容量制限に注意が必要となります。
(相当の大量のメール送受信が行われ、削除等の通常メンテを一切行わないなら別ですが、一般的にはパンクになることは希と思います。) 

なお、容量制限を上回ってしまった場合は、不要なメールを削除しないと新規メールの受信ができず、また、その間に送信されたメールは、送信元にエラーで返ります。

この場合、不要なメールを削除した後に、送信元にメールを再送してもらう必要があります。 

また、1つの端末からメールを削除した場合(サーバーのメールを削除したことになるため)、削除されたメールは他の端末からも閲覧できなくなります。

但し、この場合、サーバーの「ゴミ箱」には、全て残っているので、サーバーにおいて「受信フォルダー」に「移動」させることができます。

4.POP、IMAPの選び方

1)「POP」がおすすめな方

①POPは、メールを端末にダウンロードしてメール管理が行えるため、1台の端末でメールを管理する場合には便利です。

なお、POPでも「サーバーにメールのコピーを残す」を設定すれば、サーバーにメールを残せるので、複数台のパソコンでも確認することができますが、メール処理は、各端末でバラバラになり、管理が複雑になります。

従って、複数の端末でメールを管理する方には不向きかと思われます。 

これらから、いつもメールを確認する端末が1つに決まっている場合は、「POP」の方がメリットが大きいかと思います。 

 

②サーバーの容量が小さい場合は、サーバーの負担が軽減できるPOPが有効かも知れません。但し、大抵の場合は、今日、サーバーの容量は気にする必要がないように思われますが? 

 

Gmail等の「ウェブメールソフト」を多用されている場合は、POP設定でも、Gmailの受信メールは、Gmail側のサーバにも保存されています。

従って、パソコン・スマホ等の容量にも影響がなく、複数の端末で確認が可能なので、POP設定もありかなと思われます。

但し、データー移行は、いずれ必要になります。

2)「IMAP」がおすすめな方

IMAP」は、メールをサーバー上で管理するので、 

①携帯電話、ノート PC、タブレットなどの複数端末からメール確認する場合 

②複数のメールアカウントを使う場合 

③端末の容量が少ない場合 

④端末のトラブルや乗換えなどの際にデーター移行やバックアップが面倒と感じられる場合

 等に向いていると言えます。

Ⅱ.POP、IMAPの設定変更方法

どちらの方式で受信するかによって、メールソフトでの設定方法が若干異なります。

なお、ここでは、現在どちら(POPかImap)かを設定されており、それを変更するための手順をご紹介します。 

「初期設定」の場合も、ほぼ同様の手順となりますので、ご参考にしていただければと思います。

1.POP及びImapの設定画面における入力情報

1)POP設定のための入力情報

POPサーバー設定のための入力情報(Yahoo!メールの場合)は、次の通りとなります。

なお、Yahoo!以外のサーバーの場合は、サーバー提供者の情報をご覧下さい。

入力欄 入力情報
名前 自分の氏名やイニシャルなど(ヤフー一郎)
電子メールアドレス 例)yahooichiro@yahoo.co.jp
アカウントの種類(A) POP3
受信メールサーバー(POP3Imapまたはhttp)サーバー pop.mail.yahoo.co.jp
送信メールサーバー(SMTP)(O) smtp.mail.yahoo.co.jp
アカウント名(U) ○○○○@yahoo.co.jpの「○○○○」部分がアカウントとなります。
パスワード Yahoo! JAPAN IDのパスワード
セキュリティの種類 SSL
ポート番号 995

2)IMAP設定のためのの入力情報

IMAPサーバー設定のための入力情報(Yahoo!メールの場合)は、次の通りとなります。

入力欄 入力情報
名前 自分の氏名やイニシャルなど(ヤフー一郎)
電子メールアドレス 例)yahooichiro@yahoo.co.jp
アカウントの種類(A) IMAP(プルダウンで選択)
受信メールサーバー(I) imap.mail.yahoo.co.jp
送信メールサーバー(SMTP)(O) smtp.mail.yahoo.co.jp
アカウント名(U) ○○○○@yahoo.co.jpの「○○○○」部分がアカウントとなります。
パスワード Yahoo! JAPAN IDのパスワード
セキュリティの種類 SSL
ポート番号 993

2.Outlook2019「POP、Imap」の設定変更手順

Outlookにも様々なバージョンがありますが、今回はOutlook2019での設定変更手順をご紹介します。 

Outlook2019では、POP、IMAPを変更する場合も、変更しない場合も、「アカウント設定」で行います。 

なお、POP設定からIMAP設定に変更する場合は、「サーバーに残す設定」をしていたり、他の端末でIMAP設定していなければ、受信メールデーターは、サーバーには残っていないので、端末のデーターを移行する必要があります。 

IMAPからPOPへ変更する場合は、サーバーには、データーが全て残っているため、基本的には、データー移行の必要はありません。

(1)「アカウント設定(A)」から当該電子メールの「変更」によって設定変更する手順

変更手順は、以下の通りです。 

 

1)Outlook 2019を起動する 

 

2)画面上部左隅のメニューバーの[ファイル]をクリックする

Outlook受信トレイの左上にある「ファイル」をクリックする。

 

   

 

3)画面[情報]にある「アカウント情報」画面の[アカウントの設定]タブをクリックする 

 

 

 

4)次に、一番下にある「プロファイルの管理(o)」タブをクリックする 

 

 

 

5)「メール設定」画面の「電子メールアカウント(E)」をクリックする 

 

 

6)「アカウント設定」画面にある電子メールアカウント一覧から該当する電子メールアカウントをクリックで選択し、「新規(N)」をクリックする。 

 

 

 

7)次の「アカウント追加」画面が出るので、下にある「自分で電子メールやその他のサービスを使うための設定をする(手動設定)(M)」を選択クリックして一番下にある「次へ」をクリックする。

8)次の「アカウントタイプの選択」画面がでるので「POPまたはIMAP(P)」を選択して一番下の「次へ」をクリックする。

 

 

 

9)「アカウントの追加」画面に、下記の「入力情報」を参考にして各項目を入力します。入力が終われば、右下にある[詳細設定]をクリックします。

 

[入力情報]:「受信「IMAP」/送信「SMTP」の場合

入力欄 入力情報
名前 自分の氏名やイニシャルなど(ヤフー一郎)
電子メールアドレス 例)yahooichiro@yahoo.co.jp
アカウントの種類(A) IMAP(プルダウンで選択)
受信メールサーバー(I) imap.mail.yahoo.co.jp
送信メールサーバー(SMTP)(O) smtp.mail.yahoo.co.jp
アカウント名(U) ○○○○@yahoo.co.jpの「○○○○」部分がアカウントとなります。
パスワード Yahoo! JAPAN IDのパスワード

この入力情報をもとに、下記の各項目を入力していきます。

 

なお、受信「POP」/送信「SMTP」の場合は、下記の情報を入力します。

 

10)すると、「インターネット電子メール設定」画面が表示され、ここで、通信方法の細部設定を行います。 

まず、「全般」タブで電子メールのアカウントに間違いないことを確認し、「送信サーバー」タブをクリックします。 

「送信サーバー」タブでは、「送信サーバー(SMTP)は認証が必要」にクリックでチェックを入れ、その下の「受信メールサーバーと同じ設定を使用する(U)」に●のチェックを入れます

 

 

11)次に、同「インターネット電子メール設定」画面の上部にある[詳細設定]タブをクリックし、以下の情報を入力します。入力が完了すれば、下の「OK」をクリックする。

IMAP」/「SMTP」の場合の入力情報

   
受信サーバー(IMAP 993
送信サーバー(SMTP 465
使用する暗号化接続の種類 SSL

          ☟

 

なお、「POP」/「SMTP」の場合の入力情報は、以下のようになります。

 

 

12)「アカウントの変更」画面に戻り、入力内容が表示されます。 

ここで「次へ」をクリックする。

 

なお、「POP」/「SMTP」の場合は、以下のようになります。

 

 

13)すると、「テストアカウント設定」画面が出て、今までの入力で通信が可能になったかどうかの通信テストが行われて結果が出ます。 

「受信メールサーバーへのログオン」及び「テスト電子メールメッセージの送信」のいずれも「完了」となれば「閉じる」をクリックする。

 

 

14)「アカウントの変更」画面がでて「すべて完了しました」がでれば、下の「完了」ボタンをクリックして設定終了。

以上で、POPをIMAPに変更しSSL化する設定変更が完了です。 

もし万一「サーバーに接続できません」と表示されても、一旦終了しパソコンを再起動させればOutlookは使用可能になっているはずです。

(2)「アカウント設定(A)」から当該電子メールの「修復」によって設定変更する手順

変更手順は、以下の通りです。 

 

(1)Outlook 2019を起動する 

 

(2)画面上部左隅のメニューバーの[ファイル]をクリックする Outlook受信トレイの左上にある「ファイル」をクリックする。

 

 

 

(3)画面[情報]にある「アカウント情報」画面の[アカウントの設定]タブをクリックする

 

 

(4)「アカウント設定(A)」をクリックする。

 

 

(5)「メール設定」画面の「電子メールアカウント(E)」をクリックする

 

 

(6)「アカウント設定」画面にある、「修復(R)」タブをクリックする。

 

 

(7)修復のための「Outlook」画面がでます。詳細オプションで「自分で自分のアカウントを手動で修復」をクリックする。

 

 

(8)情報を入力して変更する。 IMAP/SMTP」と「POP/「SMTP」との入力情報

「受信「POP」/送信「SMTP」の場合 「受信「IMAP」/送信「SMTP」の場合
受信サーバー(POP3):995 受信サーバー(IMAP):993
送信サーバー(SMTP):465 送信サーバー(SMTP):465
使用する暗号化接続の種類:SSL 使用する暗号化接続の種類:SSL
サーバーにメッセージのコピーを置くにチェックを入れる。残したくない場合はチェックを外してください。但し、ヤフーメールボックスには表記されなくなります! なし

 

   

 

(9)情報を入力して変更する。 情報を入力して変更する。

 

 

(10)「次へ」をクリックして、「アカウントは正常に修復されました」となれば完了です。

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Ⅲ.データー移行のやり方

Outlookのデーター移行のやりかたと注意点」をご覧願います。

Ⅳ.最後に

Outlookの受信方式には、「POP」と「IMAP」の2方式がありますが、両者の大きな違いは、受信メール(データー)の保存場所の違いにあります。

「POP」は、Outlookを開くことによって、Yahoo!サーバーが受信したメールを端末にダウンロードし保管します。

この時、当該メールは、サーバーから削除されるのが基本ですが、設定によりサーバーに残すこともできるので、大抵は、サーバー容量に余裕があれば残る設定をします。

一方、IMAPは、メールの送受信はサーバーが行う事になり、メールデーターはサーバーに保管されます。

メールソフトは、サーバーにリンクされデーターを読み取るため、常に、サーバーと同期化されています。 

Yahoo!が推奨するように、移行等の煩わしさが不要なIMAP」が、一般的には、使い勝手が良いと考えられます。 

ご参考になりましたでしょうか?最後までお読みいただきありがとうございました。

ーーーーーーーーー 完 ーーーーーーーーーーー

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